カメの気持ち その213 飼育下での刺激 (?_?) | カメカメ日記(DBT:オルナータ、カロリナ、テキサス、クラウン)

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亀を飼育しだして22年経過しました。飼育している記録を日記として綴っていきます。
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前回は自然下での刺激(環境の変化)について考えてみました。


今回は、飼育下で与えられる刺激について考えてみます。


まずは、気温です。 ホットスポットがあり水温もヒーターでコントロールしても、少なからず外気温の影響を受けます。


寒くなってきたな、や、暖かくなってきたな、は、感じると思います。


見てると寒い時期と暖かい時期では、ホットスポットの当たり方に違いがあります。 暖かい時期は時間が短いです。


水温は、飼育者がコントロールしてますから、ある意味適切な刺激が与えられます。


成長を促したい場合は高めの保温を継続、低温刺激が必要な場合は加温せずに飼育。


何を目的にするかで温度管理も変わってきます。


水深は……、飼育下ではなかなか難しいようです 。 環境は飼育している亀の種類で変わるし、できる最適と思われるセッティングなので、倍の水深にするのは難しいですね。


水深での刺激は諦めるとしても、水質による刺激は与えられるというか与えてます。


水替えがそれです。 いつもの水かもしれませんが、水替えで刺激は受けてますね。


水替え後に元気になったり繁殖行動を起こすキッカケになります。


うちのワイルドのテラピン水槽には、水替えの前日に人工海水を入れてます。 最初は少なく、様子をみながら少しずつ増やしてます。
(CBの場合はやってません)


あとは、餌の量と質かな。 冬眠明けと産卵後は栄養に気を使い、あとは太らないようにバランスを考えてやってます。 こんな変化もきっと感じていてくれてると思います。


日差しの強さは室内環境では、与えられないので、週に1回ぐらいは日光浴を兼ねて、外に出してます。


複数飼育から単独飼育、雌雄同居から個別飼育なんてことも刺激になりますね。


飼育下でもこれだけの刺激を与えることができます。 何を目的に刺激を与えるかで、組合せたり、刺激の幅を変えることで、 目的に合わせた刺激になると思います。