亀の飼育時の注意事項、太り過ぎ、いやいや太らせ過ぎです。
なぜなら、餌の種類・量・間隔・頻度をコントロールしてるのは飼い主だからです。
食べるから、欲しがるからと餌を与え過ぎると肥満になります。
亀は背中とお腹に甲羅がありますので、足の付け根のお肉がはみ出してきます。
種類にもよりますが、後ろ足部分に先に肉が付くことが多いですね。
甲羅に挟まれた身体故に、溜まった脂肪は内臓を圧迫します、結果命を落とすこともあります。
亀は鈍重であまり動かないイメージもありますが、本来の姿は驚くほどの運動量のようです。
バスキングして体温を上げたら、餌を求めて水中を泳ぎ水底を徘徊します。
1日の移動距離はかなり多いと思われます。 その結果得られた餌は、一口だけの時もあれば、余す時もあります。
こんな風に考えると、太り過ぎは飼い主の責任、太らせ過ぎには、充分注意したいですね。
もちろんこれは、亜成体以上のある程度大きく成長した個体に言えることです。
ベビーのうちは、餌のエネルギーに使用されるので、餌は食べるだけ与えても太り過ぎることはあまりないようです。
健康とは、元気で餌喰いが良いだけでなく、プロポーションにも現れます。
亀のプロポーションはわかりづらいですけど、時には飼い主が心を鬼にすることも必要なのかもしれないですね。