カメの気持ち その156 成長期と成熟期 | カメカメ日記(DBT:オルナータ、カロリナ、テキサス、クラウン)

カメカメ日記(DBT:オルナータ、カロリナ、テキサス、クラウン)

亀を飼育しだして22年経過しました。飼育している記録を日記として綴っていきます。
※ブログの画像は転載禁止

人間にも成長期と成熟期があるように、亀にも成長期と成熟期があります。


亀の成長期っていつまででしょう?


成長期は、当然種類や環境によっても違いますが、概ね、最終の大きさの6割から7割程度、二次的成長が始まる時期までだと思います。
(大きさもありますが、時間:生まれてからの期間も関係しています)


亀を飼育していると、ある時期から、大きさの成長が止まるか緩やかになります。


これは、性的成長が始まった事に影響されています。


今まで、大きくなることに使われていたエネルギーが、体内の性的成長に使われます。


オスはオスらしさが発達して、尻尾が太く長くなります。 メスは卵巣が発達します。 メスの場合は外見では判断できませんが。


どうも見ていると、この性的成長が始まると太る傾向があります。 恐らく性的成長には、それまでより少ないエネルギーで良いのかもしれません。 この時期は、量より質やバランスが大事なのだと思います。


また、繁殖期や冬眠明け、冬眠前にもエネルギーの使い方が変わる気がします。


繁殖期のメスは、体内で卵を精製するため、大量のカルシウムが必要になりますが、オスの場合はメスを探すために動きまわるためのエネルギーは消費されます。


冬眠前は、エネルギーを貯めるため多くのエネルギーが必要ですし、冬眠明けは、急な内臓への負担を考えると、量より質が大事になります。


毎日1年中同じ餌・量でなく、成長の時期や季節を考えて餌をコントロールすることが、必要なのかもしれませんね。