国鉄【EF62】~軽井沢グリーン号~ | 昭和の鉄道写真&平成からの再出撃

1975・1976 (昭和50・51) 年 EF62 撮影分からです

 

 

EF62形電気機関車

1962(昭和37)年~1969(昭和44)年  54両製造

 

 

 

■EF62 31号機   高崎駅

写真の右側に広がる広い構内。

今は新幹線ホームや 大型家電量販店になってますね。

この頃、東口はまだ無く、跨線橋がつながっているだけだったかな。

西口には 数店の商店があっただけ。

 

撮影時、まだ地元・東海道では運用の無かったEF62。

この写真は おそらく遅延してきた急行「越前」かな。

上野駅着が7時頃という比較的ゆっくりの夜行列車だったので、

遅延してくると撮影出来る事もあった。

 

信越本線経由で上野~福井なので、

冬場 (撮影は2月)はご覧の状態。

これでは遅延してもしょうがないな。

 

 

 

 

■EF62 22号機  上野駅

こちらも遅延してきた夜行急行「越前」と思われます。

この時の撮影では 思い出深い出来事がありました。

「3軸+3軸」という動輪配置を見たくて

ホームの隙間から覗いていました。

 

すると駅員さんが近づいてきて

勾配路線用の粘着性を向上させた軸配置に付いて

熱く語ってくれました。

いい時代でしたねぇ♪

 

 

 

 

 

 

■EF62+スロ・スロフ62形客車 急行「軽井沢グリーン号」 品川駅

東京⇔中軽井沢間 の季節急行列車。

オール旧形客車のグリーン車という かなり贅沢な列車。

 

このグリーン車は初めて「自在腰掛」、

今でいうリクライニングシートが設置された客車。

 

当時は「4座席・5,500円」という“ファミリーシート券”があったらしい。

乗車券・急行券・グリーン券がセットになっていた様ですね。

 

東京駅を夕方に発着するダイヤもあったので、

品川客車区への送り込みで品川駅に入線していたのだと思う。

ちょっとラッキーな撮影だった。

 

【EF65編】へ続きます(^_-)-☆