【第40回】常子役 B班:園田亜里沙 | (株)劇団東俳大阪校 青年劇場 出演者ブログ

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こんにちは。
(株)劇団東俳大阪校です。
下記詳細にて青年劇場「めぐりあい そして・・・」
を上演致します。
このブログでは出演者たちの声をお届け致します。

日程:平成28年3月12日(土)13日(日)
会場:テイジンホール

B班常子役の園田亜里沙です。ビバ閏日投稿。


左から:松山くん・私・秦くん

さっそく今回の舞台のタイトル、
「めぐりあい、そして・・・」
なんとも意味ありげな、・・・で終るタイトル。
この・・・の後には何が入るのか、考えてみました。

はい、皆さんもお考え下さい。

その間に

今回は由緒ある医者家系に嫁いだ常子という役を演じます。



時が経つのは早いもので、去年の今頃は
80才の妖婆を演じる為に、日々トレーニングでした。

今回は、ドクターの嫁ですが、園田の現在の職場は、某病院
リアル白い巨塔の中です。
ドクターでも看護師でもない私ですが、いくつかの病院で、
日々、オペ室の周りをウロウロ、内視鏡検査室をウロウロしています。
毎日菌をやっつけてます。

ドラマのイメージ同様、大学病院というところでは、
ドクター、ナース、製薬会社の営業、様々な職種の人が
毎日うごめいています。
そして何より、病院には、人生の大きな転換期に直面している
患者さんが多くいらっしゃいます。

内視鏡検査室には、不安を抱えた患者さんがいたり、
また、術後の経過を再度確認される方も
様々ではありますが、闘っておられます。

そしてオペ室には、独特の空気があり、気がはりつめた中に、
希望もあれば、絶望もすぐとなり合わせで存在しています。
その異様な空気に、幼い子供でさえ、何かを感じとり、泣いて拒否し、
大人でさえも、緊張で足がとまります。

基本的に静かな病院ですが、心の動きは、どこよりも大きくて
異様な光景にさえ思えます。
それでも外から見た病院は、いつもと変わらず、何事もなく凛としていて、
不思議とその外観に癒されます。

そして私自身も大きな転換期を迎えました。
そう、今年、本厄に突入いてしました。
年始そうそうに、厄年の効果が発揮されました。
色々なことが重なり過ぎて、自分の意思とは反対に、
身も心もぼろぼろに崩れていきました。
そんな中で、劇団の友人たちが、底から、救い上げて助けてくれました。
中には、涙を流して共に怒ってくれた友人、そっと仕事を軽くしてくれた友人、
大きい声でおどけてくれた友人、言葉で癒してくれた友人、
感謝してもしきれません。

改めて、ありがとう。

そして、すべてを見透かす枡井先生、劇団のスタッフ、子役のお母様方、
すべての人に改めてありがとうございます。

今回、衣装スタッフということもあり
セーラー服を調達しなければなりませんでした。
その為、数年ぶりに、高校の同級生に連絡をとりました。
数年ぶりなのに、快く受け入れてくれた友人、
年はお互い間違いなくとりましたが
色褪せない思い出と会話が、本当に幸せでした。
突然のお願いにもかかわらず、ありがとう。


そして、自分には2つの答えがでました。
「めぐりあい、そして・・・また、めぐりあう」

もう1つ、
「めぐりあい、そして・・・生きる」

この2つにたどり着きました。

枡井先生から頂いた言葉、
「未来をみずに、今のこの瞬間瞬間を生きなさい」
まず、この目の前の青年劇場公演だけを考えて、日々精進していきます。






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