こんにちは。



いままで姉の具合が落ち着かないこともあって、
看護師としての仕事は一度離れていたのですが、


最近、復帰しようかなと思うようになりました。


理由は、姉の状態が落ち着いてきたこと、
そして、私自身も自分にもっと目を向け、


家族のためだけでなく、自分のためにも
生きたいと思うようになったからです。



家族も復帰を進めてくれています。



姉が発症した時は、
仕事などしている状態ではなかったので、



「ようやくここまで来た」
と感慨深い思いです。



私は不器用な方なので、
仕事に復帰したら仕事一筋になるでしょうから、
ブログの更新もお休みすることになるかもしれません。


ちょっとだけ、考え中です。。。




先日、看護師の友人と話していた際に、

上記のテーマになりました。



「精神科ナースには、二種類の人種がいる」

ということなんですけど。



一つ目が、

「超ドライな人」。



患者さんがどんな状態でも、

自分は決して巻き込まれず、てきぱきしてる人。

口癖は、「はい、はい」が多いかな?



一見冷たそうに見えるんだけど、

看護師としての目線は失わないし、

やることはきっちりやる。



長年勤務している人とか、専門看護師なんかは

このタイプが多いように思えます。




もう一つが、

「巻き込まれながら看護する人」。



共感しちゃうタイプ。

共感自体はいいことなんですが、自分の感情が入っちゃうから、

平等性がなくなっちゃう。



状態が悪い人には献身的に看護するんだけど、

それ自体が患者さんの依存形成につながったり・・。



難しいんだけど。



私自身が入院するなら、前者がいいなと思ったり。

でも、時には後者のタイプにケアしてほしいと思ったり。




ナースの仕事は、正真正銘肉体労働ですが、

別名「感情労働」ともいわれています。



感情労働というのは、

泣き・笑いなどの感情までも仕事の範ちゅうという意味。

他人の生死に密接に関わるわけなので、

どうしたって、強烈な感情に巻き込まれてしまうわけです。



その距離感が、むずかしい・・・



感情に巻き込まれて、共に泣き、共に笑うナースを

「いいナース」とは言い切れない私がいて・・。




しかし、ロボットのようなナースも

「いいナース」とも言い切れない。



特に精神科は、

医師よりもナースといる時間のほうが多いので、

いろーんな感情が交錯して・・。



わたしも、

「あのナースコワイから嫌い」

なんて言われたこともありました。



「頼りないよりも、コワイ方がいいだろう。」

なんて思ってるのは今も変わらず。

理想は、「優しくて、コワイ」かな?



精神科の

患者、ナース、患者の家族、と。

それぞれの立場を経験していますが、



看護者の立場っていうのは

本当に難しいなと思うことしきり。



ドライに傾いてしまう人が多いのがよく分かる。



皆さんはどんなナースがいいですか?



なんて、

1月も5日を過ぎてからの挨拶でごめんなさい。



年末から、姉の状態が良くなかったので

懸念していたお正月ですが、



無事楽しく過ごせました。

よかった・・・。



人が集まったり、なにかイベントが有ったりなど

そういう時に、姉は状態を崩すことがあり、



そして一度そうなるとなかなか浮上できず

本人も苦しそうなので、



私達家族は、

「イベント恐怖症」になったりしてたのですが、



このお正月は、来客が少なかったこともあって

思いの外、穏やかに過ごせました。



改めて、

兄や姉、家族が大切で、大好きだと思いました。



うん、

この気持ちを大切にしよう・・




皆様のお正月はいかがでしたか?