おはようございます
難病を乗り越え人生を謳歌するカウンセラー
十川 千惠美です
昨日のつづきです。。。
息子との“お喋り&体撫で撫でタイム”・・・
時には《勘弁してくれ~》と思うこともありましたが・・・
子どもは親の愛でしか救ってあげることはできないことは
親の愛に飢えていた私には誰よりも理解できましたから
ヘロヘロになりながらも、めっちゃ頑張りましたね~
その甲斐あってなのか
息子の心は落ち着きを取り戻しました。
そして息子は中学を卒業することに・・・
と言っても、息子は地元の中学にも殆ど通わないままで。
まぁ、みごとに中学生活を不登校で通しました~
《明るく元気な不登校でしたが・笑》
卒業式には息子は出席せずで。。。
なのに卒業式が終わった時間位に・・・
「ちょっと、学校に行ってくるわ~」と
一人で学校に出向いて行った息子。。。
ですから私は息子の卒業式には
出席することもなければ、親として涙することもなく・・・
《今でも実感がわかない~》
数時間経って卒業証書を持った息子が帰ってきました
息子が帰ってくるのと同時に電話が鳴り・・・
相手は地元中学の学年主任のベテラン先生(女性)
電話口の先生は・・・
なんだか涙声・・・
「先生、どうされたんですか?」と私が訊ねると。
「私は長い間 教師をしてきましたが、
今日ほど素晴らしい卒業式を経験したことはありません」と。
私としてはサッパリ意味がわからず・・・
よくよく話を聞いたところ。。。
どうやら卒業式について息子は
学年主任の先生にお願いをしていたんだそうです。
それは・・・
校長先生や学年主任の先生をはじめ
自分(息子)と関わったことのある先生方に
“卒業式後に会いたい”というものだったそうです。
卒業式後に学校に一人出かけて行った息子は
先ずは校長先生の前に立ち・・・
「僕はこの学校に転校してきましたが、
ほとんど通うことはありませんでした。
校長先生にも面倒をかけたと思います。
申し訳ありませんでした。
今まで本当にありがとうございました。」
とお礼を述べたあと、深々と頭を下げ、
そして、息子自ら先生に握手を求めたんだそうです。
《へぇ~、びっくり~》
次は担任の先生の前に立ち・・・
「僕はこの学校に転校してきてから、
ほとんど学校にきませんでした。
ですが、○○先生には気にかけてもらい
心から感謝しています。
本当にありがとうございました。」
そうして何人もの先生の前に立ち
一人一人の先生に自分の思いを伝え、
挨拶をし深々と頭を下げ握手をしたそうです・・・
学年主任の先生は涙声で・・・
「お母さん、本当に立派な息子さんに育てられましたね~。
私も同じ子をもつ母として、お母さんには頭が下がります。
私が今まで経験してきたどの卒業式よりも
今日は感動しましたし、私の教員生活の中で
一番の卒業式でした。
○○君の卒業式・・・
これこそが本物の卒業だと思いました。
○○君やお母さんからは、たくさんのことを学ばせてもらい
私の方こそ感謝しています。
・・・ ・・・ 」
そう話しながら、先生は泣いていました。
そして・・・
私も泣きました・・・
先生からの電話を切った後、
息子に主任先生が言っていたことを伝えたのですが
息子はニコッと笑っただけでした。。。
こうして中学校を立派に卒業した息子
何はともあれおめでとうということで
終り良ければすべて良し”ってとこですね~
追伸:【不登校・・・シリーズ】というタイトルで続けてきた記事を
毎日お読みいただき本当に有難く思っています。
明日からはまた気の向いたことを書いていきたいと
思っておりますので、今後ともよろしくお願い致します
今日も幸せに満ちあふれた一日となりますように
仮認定 特定非営利活動法人
★関心のある方は覘いてみてくださいね★
最後まで読んでくださり感謝いたします。
難病を乗り越え人生を謳歌するカウンセラー
十川 千惠美
お気軽にご相談を♪
tel : 052-846-4125 090-9917-8166
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お時間がありましたら、十川千惠美の
「生い立ちとメッセージ」
を読んでいただけると嬉しく思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・