50日の新婚生活・・・ | 波瀾万丈のカウンセラー カウンセリングル-ム ウェルカム 名古屋

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カウンセラーらしくないブログですが、
波瀾万丈な私の人生が
みなさまの生きるヒントや気づきにれば幸いです♪


おはようございます


難病を乗り越え人生を謳歌するカウンセラー

十川 千惠美ですブーケ1








本日も長文になりますが、

みなさまに読んでいただけたら幸いです


2015/5/14(水)の「信じる想いが起こした奇跡」  クリック

は感動的な実話でしたが、
今回はある意味 奇跡とは反対の実話をご紹介いた
します。

(アンビリバボーより)




道化師として活躍していた望月美由紀さんと

人を喜ばせ笑顔にすることが大好きだった杉山一衛さんが

出会いから7年後の2011年2月12日に結婚した。


美由紀さんは笑顔の絶えない家庭を夢見ていた。


幸せの絶頂だった結婚式の翌日

突然、夫の一衛さんが倒れた。


一衛さんには腎不全の持病があったものの、

定期的に治療を受けており

突然倒れるようなことはそれまで一度もなかった。


しかし倒れたきり意識が戻らないまま2週間が過ぎた

2011年2月26日

一衛さんはようやく意識をとり戻した。


一衛さんに美由紀さんが

「私の名前を言ってみて」と言うと、

一衛さんは「もちづきみゆき・・・」と答えた。

「違うよ、杉山美由紀でしょ。私たち結婚したじゃない」と言う

美由紀さんに「覚えてないって悲しいね・・・」と力ない声で

つぶやいた一衛さん・・・。


何と、一衛さんは倒れる数日前からの記憶を全て失っていた。


一番笑ってほしい最愛の人から笑顔が消えた・・・。


更に追い討ちをかけるように医師はこう告げた。

「ご主人の病気は成人スティル病の可能性が高いと思われます」


成人スティル病とは・・・

原因不明の炎症性疾患で。

高熱や関節の痛み、発疹などの症状を引起す難病だった。


一衛さんの場合、成人スティル病の併発で持病の

腎不全が更に悪化し、

このまま症状が続くと明日の命も危うい状態だと宣告された。


この時、美由紀さんは最愛の人の死を覚悟した。

そして美由紀さんは考えた・・・。

こうなった今だからこそ大切なことは何なのか?

『かずくんに笑っていてほしい』

愛する夫に笑顔を取り戻して欲しいと考えた美由紀さんは、

この時、彼の前では絶対に涙は見せないと心に決めたのだ。


それからというもの、美由紀さんは元気を装いながら、

一衛さんに「笑うと免疫力がもの凄くアップするんだって!

笑って、笑って~!」と。

だが、一衛さんの口から出た言葉は「ごめん・・・」だった。


美由紀さんは心の中で

『そうだよね、笑うなんて起き上がることすらできない人には

意味ないんだ・・・。どうすれば・・・』と考え続けた。


そんなある日、一衛さんが浮かない顔で「ごめん・・・」と。

それを聞いた美由紀さんは

「謝らないの!だって約束したじゃない」

一衛さん「約束?」と不思議顔・・・。


実は結婚前の2010年の秋

「僕には持病があるから君に迷惑をかけてしまうかもしれない」

そう一衛さんは美由紀さんに告げていたのだ。

それを聞いた美由紀さんは「それでも結婚したい」と答えた。


一衛さん「ダイヤも買えないけど・・・」

美由紀さん「いいよ、そんなの」

「あっ、でも婚約指輪は欲しいかな、シンプルなのでいいから」

一衛さん「みゆの面倒は僕がみるから、

僕の面倒はみゆがみてくれますか?」

美由紀さん「はい」


この時の約束話を一衛さんのモノマネをしながら

美由紀さんはしてみせた。


すると一衛さんが笑ったのだ。


美由紀さんはその時、

『私が笑えば、かずくんも笑ってくれる』と思い、

「約束したからね、今はう~んと私がかずくんの面倒みてあげる

そのかわり、私が寝込んだ時にはしっかり面倒みて貰うからね」

と。。。



毎日、明るく振舞う美由紀さん。

一衛さんにも笑顔が戻ってきた。



だが、彼らの笑顔とは裏腹に症状は日毎に悪化。



倒れてから6週間の2011年3月下旬

病魔は容赦なく一衛さんの体を蝕んでいった。

子の頃には、一衛さんの指は血流障害から思うように動かず

携帯のボタンの操作もできなくなっていた。


それは残された時間が残りわずかであることを示してもいた。


美由紀さんは病院のトイレで一人泣き崩れた・・・。


けれど美由紀さんは自分の頬をたたきながら

『私はクラウン(道化師)なんだから』と鏡を見ながら笑った。



それからも美由紀さんは一衛さんを笑わせ続けた。

心から道化師を演じ続けた。

一番笑ってほしい人のために・・・。




一衛さんが倒れてから一ヵ月半の2011年4月1日

病状はますます悪化・・・。

一衛さんの命は風前の灯だった・・・。


一衛さん「俺、もうダメかもしれない・・・」

美由紀さん「何言ってんの。私の面倒みるって約束じゃない。

それに美味しい料理たくさん作ってくれるんでしょ。

ほら、あの大量のスパイス使ってさ~」

一衛さん「頑張るよ・・・」

美由紀さん「約束する?」

一衛さん「うん・・・」と笑顔で。



この笑顔を最後に一衛さんは息をひきとった・・・

杉山一衛さん 享年36才



美由紀さんは最後まで夫の前で涙をみせることはなかった。





一衛さんが亡くなってからのこと。

悲しみにくれていた美由紀さんの元に届いたものが・・・。


それは婚約指輪だったりんぐ


なんと一衛さんは入院中に

美由紀さんに内緒で指輪を手配していたのだ。


人を喜ばせることが大好きだった一衛さんからの

サプライズプレゼントプレゼント




絶望的な状況の中、互いに笑顔をおくり続けた二人。

笑顔の記憶が、わずか50日の新婚生活を

愛に溢れた日々えと変えてくれた。



夫、一衛さんの「死」から4年。

美由紀さんは今も道化師をして全国を駆け回っている。


その胸には二人の結婚指輪が・・・ペンダント



















今日も幸せに満ちあふれた一日となりますようにドキドキ


仮認定 特定非営利活動法人

脳脊髄液減少症患者・家族支援会

★関心のある方は覘いてみてくださいね★



最後まで読んでくださり感謝いたします。

あなたの幸福を心よりお祈りしております。

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