お気に入りのグレンロイヤル、ベルトを買ったよ。



久々にベルトを新調した。
グレンロイヤルのスティラップベルトだ。


戸賀のグレンロイヤルといえば……
なるべくスマートに外出したい時に
大活躍してくれている
コンパクトなマネークリップでお馴染みだね。

 
馬具由来のブライドルレザーを使う、
英国はスコットランドの名門です。
堅牢な素材もさることながら、
一つ一つ丁寧なハンドメイドのプロダクトは
機能的だし佇まいから品格を纏うものばかり。
ベジタブルタンニンなめしだから、
独特なエイジングも愉めるっていうのも魅力だ。



長く使えるってことです。
長く使っても「長く使ってる!」と
思われないんです。
 


今回手に入れたのはレザー同様、馬具の名
「スティラップ(=乗馬に使われるあぶみ)」が
冠されたベルト。
パッと見はブライドルレザーの品のよい表情だけど、
よく見たときのディテールもいい。
色んなオケージョンに着けていけそうな
ポテンシャルを感じる!ということです。
クラシックなスタイル、
もちろんwithモードにも合わせられそうだね。
 



主張し過ぎないデザインだから、サラッといける。
ティアドロップ型に空けられたベルトホールと、
あぶみのベルトを思わせるナンバリング。
馬具から着想を得たディテールは、
テンションかなり上がるでしょ。
 



革の内側まで蜜蝋が擦り込まれ、
比較的水に強いことも魅力です。
また革の中でもタフなので、
汗にも強いということです!

本来の表情はそのままに、
よく使うところ、触る場所の色艶が深まっていく。
愉しいねぇ!



気温が高くなるにつれ、

ルーズなスタイルになりがちですが、
ここで警鐘を鳴らしたい。
ベルト、気を抜くな!
時代に合わせて、
ウエストにギャザーが入ったアイテムも
市民権を得ているし
(アウールでも大好評なんですが)
かくいう戸賀も、
トップスはリラックスにスタイリングすることが
多くなってきました。
 
ボトムスはコンパクトに収めるのが
トガナリですが、
ベルトに気を使うのも忘れたくないところ。
コーデの肝だと改めて提案したいんです!

 
よくあるのは、ブランドのキャラが
喧嘩しちゃうパターン。
ジョンロブだろうがベルルッティだろうが
“エルメスのHバックルがテッパン”なんてのは、
ちとダサいわけだ。
せっかく良いモノを持っているオヤジも、
これではもったいない。
 
一方で、トレンドに合わせて
ルーズなシルエットにベルトレス。
これは……ただのルーズ?ダサいヤツですね。
 
だからこそ、ベルト合わせが上品だと
全体がまとまって「おっ」と思われる。
主張しすぎない奥ゆかしさと、
よく見たら興味が沸く奥深さ。
ベルトが体を表してくれる。
 



ブライドルレザーのアイテムは、
擦り込んだワックスが浮き出て
「ブルーム」と呼ばれる白い粉が出る。
一見驚く人もいる?かもだけど、
ブルームが出るということは
伝統的なブライドルレザーの製造工程を
踏んでいるからであり、
グレンロイヤルのモノづくりにおける
レベルの高さの証明なんだ。
ブラシや指で簡単に落ちるけど、
あえて落とさないマニアな人もいるほどです。
もちろん戸賀もね。
 
鞍製造から始まったエルメス然り、
“跳ね馬”フェラーリだったり、
乗馬に縁があるのかもしれないな。
グランロイヤルが上手いのではなく、
俺たちがそういうブランドを求めているんだろうな。


太すぎることもなく、細すぎることもないから

きれいめなスラックスからデニムもこなせる。



お気に入りのPTトリノ。



戸賀が一番好きなアウールは「リナーテ」

withモードにも合うでしょ。



ジャブスのリブパンもこなします。



モード強めのPTアクティブも。


グレンロイヤル、今のトガナリなんです。


 
 
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