昨年買った一本、H.モーザー。
正式名称、ベンチャー・コンセプト・ベンタブラック。
お気に入りの一本です。
2016年から発売されている
H.モーザー「スイス・アルプ・ウォッチ」から
最後のモデルが発売されるんだって!
「スイス・アルプ・ウォッチ
ファイナル アップグレード」だ。
世界限定50本!
クォーツじゃない、機械式だ。
先日、今春から発売される、
ミニッツリピーター トゥールビヨンを紹介した。
200年以上の歴史を持つH.モーザーが、
機械式時計の魅力をこれでもか!
と表現したかのような、それはもう夢のある、
値段にも夢が詰まりまくっている(笑)、
憧れるべき時計だった。
そんなHモーザーが2016年、
コネクテッドウォッチの登場を受け、
最先端のムーブメントを
開発する必要があるということで、
「スイス・アルプ・ウォッチ」を作ったんだ。
今回はその最終モデルになると。
世界限定50本で、そのうち日本には6本!
今回が締めくくりということで、
それにふさわしい一際特別なモデルだ。
現代的な見た目をしながらも、
中身は完全な機械式時計(笑)
100%スイスで作られた
自社ムーブメントが搭載されている。
そのパワーリザーブはなんと100時間以上なんだ。
文字盤は、戸賀が持っているH.モーザーと同じく
「ベンタブラック」
光の吸収を99.965%吸収する
人工的に製造されたものの中では
世界で最も黒い物質だ。
6時の位置にローディング中を思わせる
スモールセコンド!
かなり遊びが効いてていいよな。
繰り返しますが、これ機械式です。
本気の洒落。
ベンタブラックに合わせて、
針も黒で仕上げられている。
さらにはケースまで。
ブラック DLCコーティングを施した
ステンレススチール製ケースが採用されている。
上手くブラックで統一されている感じが、
スマートウォッチのスリープ状態に見えるもの、
なんともたまらない。
ストラップは、手縫い。
ブラックのアリゲーター レザーストラップで、
モーザーのロゴが刻印された
ステンレススチールのピンバックルが付いている。
進化を続けていくHモーザーはどこにいくんだろう?
目が離せない!
そして最後の時計とか言われちゃうと、
欲しくなるわあ。
洒落を、本気でやっている、やれるのがH.モーザーだ。
俺もそんなジジイになりたい。
H.モーザー