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辺縁前置胎盤の記録 11回目の多めの出血

入院80日目。
今日で妊娠35週0日になった。

昨夜21時半頃またしても出血した。
例の如く、コップ1杯くらいプラスにぎりこぶしサイズのコアグラだ。そしてすぐ止まった。
今回は出血後の鈍痛があまりない。

動転はしないが、やはり落ち込む。

最近赤ちゃんが下にさがってきたのか、病院食がとても物足りなくなってきた。
毎日朝はロールパンとサラダで、昼夜はどんぶり白米に時々ふりかけが付いている。どちらかが、パサパサした魚で、どちらかが味の無いの胸肉だ。そして、酢の物はやたら酸っぱい。

3月までは、2択だか選べたので、少し楽しみがあったが、4月からは選択制も無くなってしまった。コロナ渦で食材を手に入れにくいのか。おそらく病院側への負担を減らすためだろうと思う。
それにしても、前よりまずく感じるのは選択制廃止だけが原因だろうか。コロナ患者を大量に受け入れているであろう入院している病院の負担軽減のためならしょうがない。

いつ大出血するかもしれないからと、わたしは4人部屋の廊下側だ。
ベッドごと運び出せるように。
昨日は外が見たくて窓を探してウロウロしてしまった。窓を開けて風を感じたいが、新生児や妊婦がたくさんの人がいるのでそれは出来ない。

泣いても笑ってもあと2週間と3日。
もはや帝王切開も会陰切開も怖くない。

辺縁前置胎盤の記録 入院79日目

4月14日から再入院している。
2月15日から極力横になって生活している。
4ヶ月以上寝たきりだ。

ただ仮に問題なく妊娠生活を自宅で送れていたとしても、コロナで自粛疲れしていたかもしれない。2歳8ヶ月になるイヤイヤ期の元気な息子と、部屋を片付けられない旦那さんと狭い2DKのアパートにこもっていたら、それはそれで辛かったかもしれない。妊娠後期の不調を抱えながら毎日ご飯を作るのは辛かったかもしれない。
でも、やはりそっちの方が良かったな。
赤ちゃんは元気に育ってくれているけど、選べるなら前置胎盤なんかになりたくなかった。
入院当初は冗談でママ友に、ゆっくり出来て羨ましいと言われたけど、やっぱり入院なんかしない方がいい。息子と会えないのは身体の一部をもがれてる様な気分だった。

こうして入院して、わたしが居ない状態になって、旦那さんが全部やってくれている。仕事は自営業のため幸か不幸かストップしている。
先日LINEで「自分(旦那さん)が仕事していた時に、たくさん働いてくれていたんだと実感した。ありがとう。」と言ってくれた。
わたしが落ち込んでいたのを励ましてくれたんだと思う。
普段多忙過ぎる旦那さんが休むチャンスだったのに、私が居ないせいでそれも叶わなくなってしまった。

最近妊娠のせいか夜眠れないし、息苦しい。
以前より着実に好転しているはずなのに、毎日やっぱり泣いてしまう。身体がイライラする。
ごはんの味がしない。元気な日と落ち込む日の差が大きい。
しゃがんで鞄を整理して立ち上がろうとしたら、立ち上がれなくて尻もちをついてしまった。
全身の筋肉が削げ落ちている。
この状態で出産出来るのか本当に不安だ。新生児育児なんかもっと不安だ。体力は絶対落ちてる。
肌着の水通し、哺乳瓶の準備、何も出来ていない。緊急事態宣言のため、田舎の母を呼ぶこともためらっている。ファミサポについて旦那さんに説明したが、やはり私が手配しないとやらないみたいだ。旦那さんは知らない人が家に来るのが本当に嫌らしく、ベビーシッターも拒否された。
人の手が絶対必要なのに。

辺縁前置胎盤の記録 34w1d

とうとう34週を超えた。
ベビの推定体重も1980g。
ほぼ2キロ。

入院生活も出血も続いているが、すごく気持ちが軽くなった。
今朝からベビの心音チェックも3回から2回に減った。理由を看護師さんに聞くと、胎盤の位置が上がって正常になったので、これからは2回です。とのこと。
3日前出血して診察してもらった時は、「胎盤低め」と言われたのでなんだかハテナ?が消えないままだ。まあ、経膣分娩出来る程度の低さってことか?それだけ、大丈夫になったから安心していいんだろう。
担当の看護師さんたちが変わるたびに、「胎盤上がったんですね!」と笑顔で言ってくれる。
その度に、「あれ?これもう喜んで良い感じなの?出血またすると思うけど?」「まあ下から産めるのはすごく嬉しいけど?」と思うが、まだ実感は湧かない。


32週過ぎたころからマイナートラブルがだんだん増えてきた。
胃もたれ、頻尿、皮膚の痒み(特にお腹)、股関節痛。
上の息子を妊娠していた時は、これに妊娠性腰痛と、耳の閉塞感がプラスされていた。あと鼻詰まりもあった。産休に入って実家でゴロゴロさせてもらっていた。実家では猫を3匹飼っていて、その子達が毎日癒してくれていた。陣痛が始まったときも、お腹の前と、膝のうしろと、頭の上に猫達がピッタリくっついていて、ふわふわであったかくて痛みが和らぐようだった。
今、その息子は猫アレルギーになってしまった。
実家に宿泊する事もままならない。旦那さんが猫アレルギーだから遺伝したのかもしれない。
お腹のベビは猫アレルギーじゃないといいなぁと思う。