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辺縁前置胎盤の記録 10回目の多め出血

33w6d。入院72日目。

2日前から経膣分娩の方向で話が進み、当初予定していた無痛分娩の説明に先生が部屋まで来てくれた。ここまで頑張ったから下から産めるようにまで胎盤が上がったこと。赤ちゃんの状態をみて36週後半あたりに、出産のスケジュールを立てましょうとのこと。
出血し過ぎて、まさか自分が下から産めるようになるとは思いもよらなかった。だから今でも信じがたいが、先生から説明してもらうと、「本当に下から産めるんだ!」という実感が湧いてきた。

出血したのはその後だった。
10回目の多めの出血。大人のにぎりこぶしサイズのコアグラが2つ出た。出る感覚がとても気持ちが悪い。
明日で34週。21週からずっとゴールと思っていた日である。4ヶ月寝たきりの辛さと、2ヶ月家族に会えない辛さを耐えたら、この先はきっと良いことしか無いよね?

辺縁前置胎盤の記録 息子に逢いたい

再入院してから1ヶ月が過ぎた。
幸い出血するたびに止まり、あと3日で34週だ。

今日の診察で、驚きの結果が。
経膣分娩可能とのこと。

37週になったら誘発させて下から産める。
嬉しい反面、予定帝王切開して5月末には息子に逢えるかな?という淡い期待が消えた。
「大量出血して緊急帝王切開」か、「無事37週にゴールして経膣分娩」なのだ。
いつお腹を開くか分からない、息子に逢えないこの状況が3週間延長された。緊急事態宣言が延期されたように。産後1週間入院するとして、今から1ヶ月延長だ。
息子に逢いたい。
一回でいい。5分でいいから顔が見たい。抱きしめたい。

コロナ渦でなければ、普通に可能なのに。
死ぬわけじゃないんだから、そのくらい我慢しなさいよと言われるかも知れないが、ブログに望みを書くくらい許されていいはずだ。
息子に逢えなくなってから、暫く写真や動画も見れなかった。見ると泣いてしまうから。最近やっと見れるようになってきたけど、やっぱり泣いてしまう。
こんなに逢えない事が辛いと感じるって我が子の存在って大きい。それがもう1人お腹に居るなんて感謝しなければならない。
無事37週まで持てば、赤ちゃんにもわたしにも最高のゴール。

どうか、無事ゴール出来ます様に。
コロナが一日も早く終息しますように。

辺縁前置胎盤の記録 診察

33w3d。入院69日目。
診察。わたしの担当医であろう先生だった。
またしても、おとといの当直の先生と見解が異なり、頭が混乱する。

何とここに来て、経膣分娩の可能性。
明日超音波で再度確認して決定するとのこと。
…当直の先生は、「帝王切開だなー。」と言っていた。
「このくらいの出血量ならまだ大丈夫です。」
「週数的にも張りを見逃さないためにも点滴外しましょう。」
…当直の先生は、「34週(今週の金曜日)まで持つかなぁ。」と言っていた。
癒着胎盤の可能性をうかがうと、わたしは子宮の手術歴が無いため、可能性は5%くらいだと言う。
…当直の先生は、20%くらいと言っていた。

信じたいのは今日言われたことだが、安心させるために嘘を付いているのか?と感じるくらい違う。もしくは緊急オペに向けて点滴を止めたいから?当直の先生は最悪のリスクを話しておかなければという感じだったのだろうか。その日のうちに手術になった場合を考慮してなのだろうか。

わたしは人の話をよく聞くようにしているのだが、それを全部正面から受け止めてしまうというのが短所だと以前から感じていた。
変なこだわりのようなものが、わたしを生きづらくさせているのは分かっている。

さっき点滴を止めたのが、出血に繋がらないか本当に怖い。夕方になると生理痛のような痛みが出てくる。でも34週まであと一歩。
頑張ろう。