次の英文は、武器規制に関するものです。
日本語に適する英文となるように、空所に単語を入れてください。
先頭の数文字が与えられてる単語もあります。
(Co ) the spread of weapons is key ( ) bringing peace.
武器の広がりを規制することが、平和をもたらすためのかぎである。
解答はこの下にありますので、うっかり見てしまいたくない方は、
紙などで隠されるとよいと思います。
さて、解答です。
(Controlling) the spread of weapons is key (to) bringing peace.
となります。
最初のかっこには、「~を制御する、規制する」という意味の
動詞control の動名詞形controlling が入ります。
カタカナ語として日本語でもふつうに使われている語なので、
簡単だったと思います。
が、この場合動名詞形にする必要がある以上、
ing をつけなくてはなりません。
その際には、l (エル) を2つ重ねるのをお忘れなく。
あと、これはあくまで参考程度の情報ですが、
Controlling ではなくて
Containing
を入れることも可能です。
contain は、「~を含む」という動詞として
知られていますけど、
「~が広がらないように抑える」
という意味もあるからです。
なぜそんな意味に派生するか、イメージを
少し書いておきますね。
AがBを含む、ということは、
BがAの中に含まれているということで、
BはAの中に存在するだけで、その外には行けない、
制限されている、抑えられている、
というふうにニュアンスが広がります。
たとえば、
さかなが網の中に含まれていたら、
さかなはその外には行けないですよね?
次のかっこは、key とセットの前置詞to が入ります。
このkey は、完全な名詞だとは考えないほうがいいです。
なぜなら、冠詞がついてないじゃないですか。
名詞だったなら、key にはa かthe がつきます。
そうではなく、このkey は、
①本来名詞なのだけど、「be key to ~」という
パターンにおいては、形容詞っぽく使うことができる
(私の手持ちのジーニアス英和辞典では、
「be key to ~」=「にとって重要である」
という熟語扱いされています。)
②このkey は名詞ではなく形容詞だと考えておく
(私の手持ちのリーダーズ英和辞典には、
key には形容詞の意味もあると記載されています)
のどちらかで考えておくのがいいと思います。
名詞とか形容詞とか文法的にごたごた考えたくない方は、
シンプルに
「be key to ~」=「にとって重要である」
っていう言い方があるんだなあ、へぇー!
とだけ理解してあれば、それでいいと思います。
日本的な教育に慣れていて、文法的にちゃんと
整理しないとなんかいやだ、という方だけ、
上記の2つの解釈のような、説明を考えれば
いいと思います。
私自身は、というと、
小1から高3まで12年間塾に通い続けた、
日本の受験教育のお漬物なので、
ちゃんと文法的に整理しておきたい、
という気持ちもあります。
しかしその一方で、
大学入学後はかなり奔放に自由にやってきたので、
文法とか無駄にこだわらなくても
いいんじゃない?
という気持ちも同時に持っています。
最後に、この問題文の内容に関してですが、
武器規制の世界的市民キャンペーンが
現在行われています。
Control Arms (コントロール・アームズ)
と言います。
以下のリンクは、そのキャンペーンの
日本語サイトのものですので、興味をもたれた
方はぜひご覧になってみてください。
http://www.controlarms.jp/index2.php
潮田耕一