週末にTOEFLの受験をする方もいらっしゃると思います。頑張ってください。
なんて、言われても、何をがんばるのか、はっきりしているでしょうか。
これは「普段の勉強で何をやっているか・やってきたのか」によりますね。
一つの(まあまあ理想的な)例をあげると、
やはり普段の活動が「勉強」と言うのに値するには、理解と記憶が欠かせません。
何しろ、どのセクションをやるにしても、はっきり理解ができないと前に進めないので、理解すること、そしてせっかく理解したのなら、それを記憶に留めておくこと、これは重要な勉強となるでしょう。
そして、長い準備期間の間に、それらを繰り返し定着させることも、重要な一部になりますね。
それが準備だとしたら、もう本番までには、記憶するべき内容は記憶されているはず、とみなしておくのがよいです。もし、記憶されていなかったら、そんなことは気にしない。それまでの勉強が不十分だったからだろうし、今の本番の状況で、記憶を取り戻すことはできないですね。
本番は勉強ではありません。
だから、本番は、最後までやり抜くこと。これが全てになります。Writing、いつものようにじっくり考えたり、辞書を引いて語法を確認したりする暇はありません。だったら、今の知識量で、とにかく最後まで書き切る。
最後まで書くと、カバーしたポイントも増えるし、それは直接スコアアップにつながります。
Readingも、Listeningも、Speakingも、とにかく最後までやり切ること。
最後までできない受験生は、本番なのに「勉強」しようとしているんじゃないかと。
それは、普段の勉強時間にやることです。
そのあたりの切り替えができると、普段の勉強がもっと活かされると思います。
本番では勉強しない。それまでに蓄積されてきた知識をもって戦い切ることだけに集中するとよい結果も出てくるんじゃないかと思います。