今日は授業の中のレクチャーでこんな英語が出てきました。
There might not be many areas where the tree could spread into.
ほとんどの受験生は聞いているときにはスルーするでしょうけれど、スルーしない受験生もいていいかな、とは思いまして、ちょっと注意を払えるように書いておきます。(決して—いつものように—大それたことではありません)
これは多分、Speakerがmany areas where …と言ったんだけど、なんか最後にintoと言ってしまったんですね。十分注意深く書くとしたら、
There might not be many areas where the tree could spread.
か
There might not be many areas which the tree could spread into.
かのどちらかでしょう。
もう一つ可能性を言えば、
There might not be many areas into which the tree could spread.
ですね。
でも、where … into. は別に驚くようなことでもないです。途中でinto言っとこう、と思ったんです。自然なことですらありますね。
ただ、「whereは副詞で、前置詞+which(代名詞)」と習ったぞ!という記憶がある優秀な受験生もいらっしゃるはずです。そういう方に、面白い例を出しますね。
Where are you?
— I'm in the bathroom.
これはwhere = in the bathroomと、習った通りに使われていますね。
けれど、これはどうでしょう?
Where are you from?
—I'm from Tokyo.
これって、where = Tokyoってなってませんか。Which じゃないのか、あるいはWhat cityではないのか・・・。
けれどこれはWhere = from Tokyoということで、
Where are you?
とは言えないです。だって、I'm standing in front of you. 目の前に立ってますよ、と言われることでしょうから。
なんか不思議ですよね。
「どこで買ったの?」なんてのも、そうでしょう。
Where did you get that?とするのが伝統的な英文法でしょうけれど、
Where did you get that from? としてもなんか普通ですね。
そのほかにも、
Where are you heading to?
Where did you send it to?
Where are you staying at?
とかいろいろあります。
where = 前置詞 + which
とすると文法としてはしっかり公式ができた感じがありますが、これを知っていることで実際に起こる英語についていけないこと(=考え込みすぎること)もあるかもしれません。
逆もあります。
What time do you get up?
— I get up at 6:00.
what timeというのは「名詞」なので、6:00を指すはずなんですが、
I get up at 6:00.には at があるのに、
What time do you get up? には at がありません・・・。at はどこに行ったのでしょうね。でも atがどこにも消えないように、
At what time do you get up?
としてしまうと、さすがに日常会話的にはやりすぎでしょう。
こちらもいろいろあります。
What day did you arrive?
— I arrived on Monday. (onが出てきた)
How long did you stay there?
— We stayed there for three days. (forが出てきた)
whereの時と逆のことが起こります。
面白いですね。もっと面白いことは、誰もそんなことを考えていない、ということです。あれ?そういえばそうだけど、あれ?どういうこと?ということが英語を勉強していると、実はよく起こるんですね。楽しみに勉強してくださいね。
しけんや英語塾でした!
