日本語を「使用」よりは「利用」して英語を勉強する | しけんや英語塾 公式ブログ ~Teaching TOEFL is my life~

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TOEFLの全てを、TOEFL準備をしている全ての人に、「留学のための しけんや英語塾」主宰のTOEFL受験コンサルタント 四軒家忍が語ります。本格的にTOEFLを教え始めて、20年ほどになります。全ての経験と知識を書いていきます。

英文の構造は把握できたんだけど、意味が取れない、という場合があります。で、その多くの場合は、「それに当たる日本語を知らない・思いつけない」ということがほとんどなんですね。


TOEFLを受ける人なら


not more than


という文字列に遭遇したことがあるでしょう。


例えば

A baseball game takes not more than two hours to complete.


などです。


たぶん「おおよそ」意味がわかるでしょう。「2時間かかるのね」と。まあ2時間よりは多くない、からね、と。


でもそれだと、Reading では正解に到達できないかもしれません。no more than になっていても「2時間より多くない」からです。


この「もやもや」を吹き飛ばしてくれるのが「日本語訳」です。


「野球の試合は完了するのに、せいぜい

2時間かかる」


なると、明確です。


英語の勉強は、英語でするのも一つの方法ですが、せっかくの母語を使って自国で勉強しているのであれば、母語を使って学びを深く・正確にしたいですね。