英文の構造は把握できたんだけど、意味が取れない、という場合があります。で、その多くの場合は、「それに当たる日本語を知らない・思いつけない」ということがほとんどなんですね。
TOEFLを受ける人なら
not more than
という文字列に遭遇したことがあるでしょう。
例えば
A baseball game takes not more than two hours to complete.
などです。
たぶん「おおよそ」意味がわかるでしょう。「2時間かかるのね」と。まあ2時間よりは多くない、からね、と。
でもそれだと、Reading では正解に到達できないかもしれません。no more than になっていても「2時間より多くない」からです。
この「もやもや」を吹き飛ばしてくれるのが「日本語訳」です。
「野球の試合は完了するのに、せいぜい
2時間かかる」
なると、明確です。
英語の勉強は、英語でするのも一つの方法ですが、せっかくの母語を使って自国で勉強しているのであれば、母語を使って学びを深く・正確にしたいですね。