よく、英検を盛り上げよう、なんて耳にするのですが、ETSには申し訳ないけれど、わたしはTOEFLを盛り上げて行こう!なんて毛頭思っておりません。
このテストは、やはり、最終的には「足切り」に使われるもので、要求スコアが80点であれば、80をクリアしない限り、願書はみません、という意味なんですね。もっと言うと、希望の大学の先生とすでに知り合いで、専門の能力については高く評価してもらっているのに、「あとはTOEFLをクリアしておいてくれ。あれだけは、わたしにはなんともならないから」と忠告を受ける方もいらっしゃるくらいです。
足切りなんですね。
つまり「いやいややるものです」「仕方なくやるものです」ね。
そんなことのために、神経すり減らすようなことをしたくないですね。TOEFL100で留学したって、99で留学したって同じだけ苦しいのに、99だと受け入れません、って言われるからスコアメイクに必死になります。
だからと言って、ちゃっちゃとやればすぐスコア出ますよ、ともならないところにTOEFLの大変さがあるんですね。
ただ、留学をする以上、日本人離れした英語の能力がある方が絶対いいじゃないですか。そのためには、「英語そのもの」の勉強がなんとしても重要ですね。実はそのつもりで英語の勉強を続けること、それがとりもなおさず「TOEFLの準備」ということになるわけです。
ぜひ、TOEFL、TOEFLと大騒ぎせずに、普通に「英語そのもの」の勉強を進めていってください。自然とスコアは降ってきます。
音声で少し別の視点も含めてお話ししました。