英語の勉強はああするべきだ、こうするべきだ、という学習法の議論はいつもあると思うのですが、今回は一つの視点を提供します。
Aさんがある勉強法を提示して、実際Aさんは、そうやって英語ができるようになった。
Bさんがある勉強法を提示して、実際Bさんは、そうやって英語ができるようになった。
Cさんが・・・
というとき、2つのことを考えます。
もし、海外留学を相当期間含んでいるなら、それはたぶん、そのおかげだろう、と。それは別に悪いことでもなくて、むしろ、わたしたちとしては、「よし、留学するぞ!」と思えばよいことです。
それ以外の場合の勉強法は、実はそのように最初からやってきた、というよりは、自分がもっとも継続しやすい方法で勉強を続けていたら、一つの勉強法として確立した、ということなんだと思います。
で、この人たちが仮に全員、日本人だとすると、全員に共通しているのは、学校で英語を学んだ(すくなくとも表面上は)ということです。
この学校での英語の勉強を基本にして、自分なりにがんばった、というだけなんですね。単語を覚えるにしても、結果を出そうとして、自分に合う方法で記憶をしていったら、うまくいった。それを今振り返って「勉強法」というかたちにした、というまでだと思います。
だから、こうした勉強法に触れるときに考えるとよいのは、こういうふうに勉強法を確立する程度に一生懸命勉強したら、英語がモノになるのかもしれない、ということなんですね。
少なくとも、わたしはそのように理解しています。結果として、英語ができるようになればいいわけで、プロセスは
①できるだけシンプルに
②できるだけ厳しく
③できるだけ時間をかけて
④できるだけ自分に合う方法
がいいですね。①~④の直線の交点が、自分にとってのベストの勉強法というわけですね。
さて、本日は11:45~12:15の時間帯で、YouTubeライブを配信します。雑談になるかとは思いますが、ご相談などありましたら、お寄せいただければと思います。
できるだけ頻繁にやるようにしてリズムのある毎日にしようと思います。(実は直後に授業があって、リズムを作りやすいという意味もあります。)