TOEFL 100を最短で達成するためのキーワード | しけんや英語塾 公式ブログ ~Teaching TOEFL is my life~

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TOEFLの全てを、TOEFL準備をしている全ての人に、「留学のための しけんや英語塾」主宰のTOEFL受験コンサルタント 四軒家忍が語ります。本格的にTOEFLを教え始めて、20年ほどになります。全ての経験と知識を書いていきます。

みなさんこんにちは。

留学のための しけんや英語塾主宰、TOEFL受験コンサルタントの

しけんやしのぶです。

今回もご訪問いただき、ありがとうございます。

 

 

今日は、TOEFL80とか90の人が100を取るにはどんな勉強がいるのか、というお話です。しかも、できるだけ最短距離で100を取りたい、となるとどうなるのか、というお話です。

 

これは難問!

 

だって、TOEFLで80を取っているというのは、すでにみなさん、いろんな個人的な英語の経験がすでにあるんですね。だから前提を一緒くたにするのが困難なんです。だから、まあ、そういうのもありか、くらいで読んでいただければと思うんですね。

 

で、やはり、一番大切なのは、

 

real worldのEnglishにexposeすること、

 

その中で、TOEFLの世界で学んだことのawarenessを敏感にしておくこと

 

この2つなんです。

 

たとえば、AさんとBさんが、予備校で入手した同じテンプレートを使って、TOEFLに臨みました、と。それでAさんはWriting22点、でもBさんは28点とれた、と。

 

で、Aさんは不思議に思って、「ねえ、Bさん、どうやって書いたの?」ときく。

答えは、次の2つのどちらか、になります。

 

「あ、あのテンプレ。もらったやつ。あのとおりに書いたよ。」

 

か、

 

「あ、あれ、フィーリングで書いてもーた。けどまあ28でよかった。」

 

になります。

 

これは実はどちらも同じことなんです。

 

で、結局Bさんは、何をしたか、そしてAさんには何が足りなかったか、が、ここに現れます。

 

それが

 

real worldの英語へのexposureなんです。

 

Aさんはおそらく、テンプレをもらった日から、TOEFLの問題を書きまくったのでしょう。そしてテンプレをみにつけた。おかげで、どんな問題でもテンプレを使って書けるようになった。

 

で22点。

 

Bさんは、普段から、英語の本を読む。会社では英文の契約書なども読む。その中で、テンプレと同じ表現を見つけて、あれ?これはちょっとニュアンスが違うな・・・とか、ここでin conclusionか・・とか、First of all,とかこのタイミングでいけるのか、とか。In addition to...ってここでこのように使うと最高にかっこええーなあ、とか、に

 

気づきながら

 

real worldの英語に触れていました。

 

この中で、Bさんの中では、テンプレがevolveしていったんですね。

 

 

で、書いたのは、

Aさんが、

 

わたしは外食が好きです。First of all, 早いし、Secondly, 安いし、Finally, うまいからです。In conclusion, 外食が好きです。

 

だったのに対して、

 

Bさんは、

 

わたしは外食が好きです。早くて安いなんていう当然のことはさておき、unlike家で食べるのと違って、外食は、実はおいしいからなのです。

 

のように書いたんですね。(まあ、仮に、ですよ。)

 

で、A: 22 / B: 28 というsignificantすぎる差が出た、と。

 

Bさんは、real worldでの英語に触れるときに、もらったテンプレを思い出して、「気づき」を得ていたんですね。これが自分の中で進化したし、それが自分のフィーリングとしてsettleしていったんです。

 

これが、TOEFL90を超えて100に達するような英語の能力を育むときに、とても大切なこと。

 

Aさんは、TOEFLの中、という狭い世界で、同じテンプレをぐるぐる回していました。能力の向上も、このlimitedな世界にとどまったのかもしれません。

 

Writingがわかりやすいと思ったので例に挙げましたが、それ以外のセクションも同様です。

 

TOEFLの勉強で得た知識をもって、外に出る。そこで、hands-on experienceを得る(実際に本を読んで同じ単語に出会うとか、テンプレのように話してみて、アメリカ人に、えっ?と言われたとか、そういうことですね)。その中で、自分の知識がどんどん進化していくわけです。そしてフィーリングの中に落とし込まれる。

 

それをもって、本番のTOEFLに戻ってきます。

 

もちろん、テンプレのとおりに書きます。が、そのプロダクトは、もはやBさんのフィーリングの中で、醸造されたものだったんですね。

 

「もらったテンプレの通りに書いたよ」

という気持ちだっただろうし、

「あ、フィーリングで」

という気持ちでもあったでしょう。

 

いずれもAさんには理解不能だったことと思います。

 

よくある話ですが、TOEICで900を超えてくると(あるいはそれまでにも)、もはやTOEICの本から学ぶよりも、実際の英語にあたって、そこから学んでいく、自分の知識を一層expandして、real worldで通用するようにしていく、という「勉強とは言えないような勉強」が有効だと思うんですね。

 

それはまさにTOEFLの100超え、という、ひとつの大きなthresholdでも、applyすると思います。TOEFLは難しいといっても、ある意味ぬるま湯。あんなゆっくり・はっきりのListeningとか。。。

 

そこで基本的な知識を得ながらも、外の世界に飛び出して、そこでadjustする、それをもって、TOEFLに戻ってくる。

 

これが、TOEFL100のために最も重要かつ、最短の勉強だと思うんですね。

 

実際、100を超えているような人は、

 

普段、英文の契約書は会社で読んでいる

 

アメリカに3年住んでいて、当時の友人たちと交流がある

 

というような人が多いんですね。

 

どういうことか、というと、real worldでの英語に触れて、TOEFLで得た知識を調整して自分のものにする機会が豊富だ、というわけです。

 

機会があるだけではダメですよ。

 

もっともっと重要なことは、

 

①TOEFLの世界の英語をしっかり学んでおくこと(これがないと始まらない)

②real worldでも、その知識をしっかり認知できるようにawarenessを高めておくこと

 

これなんですね。

 

実際に英語を使うだけではTOEFLのスコアも出ないし、TOEFLの勉強だけでもスコアが伸び悩むのは、こうしたからくりがあるからだと推測しています。

 

今回は、(そういう話のつもりではなかったんだけど)結局のところ、そういうことになりました。こちらの動画でお話しています。自分の環境・背景に合わせて参考にしてくださいね。

 

 

 

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