みなさんこんにちは。
留学のためのしけんや英語塾主宰、TOEFL受験コンサルタントのしけんやしのぶです。
今回もご訪問いただき、ありがとうございます。
TOEFLは、多くの人が人生の中で慣れ親しんできた、入試などとは大きく異なるタイプのテストなんですね。そこで、初めて受験する人にはサプライズが多くあって、はじめての受験では戸惑うことだらけで、テストどころではないですね。そこで、初めての受験においては、どんなことに注意しておくのか、が問題となります。
小規模の会場では、その場所に着いたときに入口を入ると、すぐに、「はい、受験番号確認お願いします。」「はい、ではこちらを読んでおいてください。」と、注意事項を書いた読み物と番号をもらいます。
で、その番号が呼ばれるまでその場所(待合室ふうのロビーみたいな場所)で、座って待ちます。その時間に、自分も持ち物などをロッカーにいれておくんですね。このロッカーのカギとパスポートだけを持って試験会場に入ることになります(ハンカチもダメです)。
番号が呼ばれると、メガネにgoogle glassがついてないか、とか、voice sampleやります、とか、いろいろあります。このへんはこちらの動画でご説明しました。
で、会場に入る場合には、自分の最重点セクションがどれなのかを意識しておくようにしましょう。
たとえば、Readingを絶対に取りたい!とします。
それなら最後に入室することをお勧めします。
15人入る教室だったとしましょう。
最初に入ってしまうと、
1)マイクチェック
2)音声トラブル
3)試験官とのひそひそ話のやりとり
などを14人分、ずーっと聞かされます。小さい声だと余計に気になりますね。
これでは集中しずらいです。
だから、最後に入室します。
そうすると、上の耳障りな雑音を気にせずReadingに集中できるんですね。
ただ、会場によります。
大きな会場だと、会場に到着したら、けっこう列ができていて、そこに並んで番号を受け取るんですね。だから、最後に入りたければ、その列に並ばずに、しばらくはトイレにいったりして、時間をつぶします。(その代わり、9:30集合なのに、10:30くらいにならないと列が解消しません。)で、列が消えてきたころに並ぶと、おそらくは最後の方の順番になるんですね。
これが、小さな会場ではそういうことにはなりません。会場に到着するや否や、はいどうぞ、となります。
そのへんは運ですね。
大きな会場でも、実際のテスト用の部屋は小さく仕切られていて、最初に入っても5~6人分我慢すればよいことになっています(それでも我慢は必要ですけど)。
で、集中してReadingで全力を尽くします。
ところが、この戦法の最大のデメリットは、
Speakingが始まったとき、他の全員はWritingをしていて、シーンと静まった会場で、自分だけが、英語を話さなければならない、ということなんですね。
最高に萎縮する経験をすることでしょう。
ただですね、大丈夫です。
会場を出た直後に、誰でもいいので、受験生に「隣に誰がいましたか?」
ってきいてみてください。
いたかどうかも記憶にありませんから笑
なんなら、自分がどんな解答をしたかも、微妙ですから。
もうそれほど、テスト中は自分のことだけでいっぱいいっぱいなんですね。
だから、もう、なんでもやって大丈夫です。いったん会場を出たら、全て忘れ去られていますので。
まあ、総合的に勘案すると、当日は、時間に十分余裕を持って会場の近くでお茶でもしたりトイレにいったりして待って、時間ギリギリ(またはちょっと遅れ気味)で会場に入って、列には最後まで並ばない、という感じでスタートすると、いつものReadingの能力が出せると思います。
以上のことを動画で説明しました。こちらになります。