TOEFL 115 を取った人の3つの共通点 | しけんや英語塾 公式ブログ ~Teaching TOEFL is my life~

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TOEFLの全てを、TOEFL準備をしている全ての人に、「留学のための しけんや英語塾」主宰のTOEFL受験コンサルタント 四軒家忍が語ります。本格的にTOEFLを教え始めて、20年ほどになります。全ての経験と知識を書いていきます。

みなさんこんにちは。

留学のためのしけんや英語塾主宰、TOEFL受験コンサルタントのしけんやしのぶです。

今回もご訪問いただき、ありがとうございます。

 

TOEFLで115点とかけっこういい点です。まあ、このスコアだと、スコアによる足切りは、あまりないと思います。(某日本の大学のAOでは、このスコアで落とされる人もいるんですが、それは足切りではなくて、他の面なんでしょうけど。。。)で、こうした素晴らしいスコアを叩き出すために、どうするのか、というのはまたひとつの独立した問題なのですが、逆に、すでにこうしたスコアを叩き出した人たちには、何か共通項があるのか、というのは、知りたいところですね。

 

いくつかありますよ。

 

絶対的に重要なことは、Listeningが間違いなくできること、です。おそらく、Listening section中は、寝てるかもしれません。ぼーっとして聞いていると思います。それでも、29か30だと思います。これなんですね。高得点のポイントというのは。

 

だからといって、これから勉強する人で、目標スコアが80以下のような場合には、それほどListeningにこだわる必要はありません。ただ、100以上を目論む場合には、このような高度なListening能力が要求されると思っておくとよいでしょう。

 

次に共通しているのは、文法をあまり意識しないで英語を使っている、ということではないかと推測します。2つのタイプがあって、そもそも英文法をそれとして学んだことのない方が半分いらっしゃいます。ようするに、帰国系の方ですね。他方は、英文法を何度も勉強しなおして、もはや、英文法をそんなに意識することがなくなった、主に外国のことばとして、英語を学んできた人たちです。

 

英語を書きながら、話しながら、文法を意識しなければならないようでは、ここまでの運用は困難だと思います。そこに達するまで、「勉強をし続ける」ことがその方法となります。勉強しすぎると、意識から遠のいていきます。

 

あと、意外なことかもしれませんが、「若さ」ですかね。高校生でも取得している人はいらっしゃると思いますし、大学生でもそうですね。ただ、40歳を超えてから、このスコアを出すのは困難になるのかな、と思います。瞬発力とか、気力とか、そういうものが明らかにそして急速に減退していくような気がするんですね。これはあくまでも個人的な感想です。わたしも、iBTになったころは、まあ、これなら117~118程度でよければ、いつでもとれるな、と思っていました(ギリギリ40歳手前)。実際いつでも取れました。ほとんどは、採点の実際をたしかめるための受験なので、それほどの疲労はないのですが、本気で受験するのはけっこうしんどいです。というか、もうそろそろ限界ですかね。たとえば、TOEIC。あのアンサーシート(マークシートですね)を目の前において、左右にスライドさせると、目が回ります笑。ビジネスピープルの多くが、がんばっていらっしゃるのを拝見しますが、本当に尊敬に値します。

 

まあ、この側面は、あくまで個人的な感想なので、多くの(人生における)諸先輩方が、この意見を簡単に覆していただけることと思います。

 

ただ、TOEFLは、人生の若いうちにやっておくべきことの一つなんじゃないかなと思います。今留学をしようとTOEFLをがんばっている受験生の方は、すでに「若さ」の面では、すごいアドバンテージを持っていらっしゃいます。最大限に活かして、高スコアを取っていただきたいと思います。わたしもまだ、その応援をするための技術や知識・気力はまだまだありまして(しかも向上中です)、その手助けをしたいと思っています。