僕は音楽が好きだ。
時間に余裕がある時はもちろん、余裕がない時だって頭の中には音楽が流れている。
人間と音楽は切っても切り離せない関係にあると思う。
祭り囃子や教会のゴスペル、お経だって一種の音楽だ。
なぜ人間は音楽を好むのだろう。
これはある仮説だけど、人間の波としての性質がそうさせるのではないかと思う。
量子力学の世界では、粒子は波の性質も併せ持つ。
人間だってミクロに分解していけば粒子の集合体であり、それぞれの粒子は波としての振る舞いもする。
そんな波としての振る舞いが、音楽、つまり音波と共鳴している状態を、人は心地よく感じるのではないだろうか。
僕は音楽に浸っている時、自分の波としての振る舞いを感じずにはいられない。
僕を構成する粒子の一つ一つが、音波に併せて揺れている、そんなことを思いながら音楽に体を委ねると、またとても心地よくなるのだ。