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前回からの続き。

江ノ島に近づくにつれて
やはり、地鳴りのような
体感を受け少し尻込み
しそうになる私。

小さい頃に感じていた
海が「怖い」と言う感覚は
私の闇も光も全てが
露(あら)わになる事を正面から
受け入れなければならない
という「怖さ」から来る
感覚だったんだと分かった。

私の闇も弱さも全て包まれる
そんな感覚になる場所が
私の場合「海」だったのだろう
人それぞれに感じる事は違うので
「私の場合は」という事です(〃∇︎〃)
私の場合、山は女性原理に抱かれた
男性原理(物質世界の私)に近く、
海は女性原理(大いなる宇宙の私)の
中の女性原理に近い感覚があります。

全てが包まれるのだから。
全てが露わになる。
全てを曝け出す勇気がない時
「怖さ」を感じるのだろう。

私の中の「闇」に向き合う時
これまで世の中で忌み嫌われ
恐れられている「死」をも含み

自分の人生の中で
遭遇する人や起こる出来事は
自分の現れである事を
全て受け入れた上で

「私がそれを選択している」という
「覚悟」が必要になるから。
「死者」との距離がとても近い風土で育った
私でも「死を受け入れる覚悟」はチョット
勇気のいる事です。物理的に触れられなく
なる事はやっぱり寂しさが募りますから。

江ノ島に向かう参道を
歩きながら、わたしは
心が緊張していくのを
感じていました。
桟橋に打ち付ける波音が
わたしの耳には、
より大きく聞こえて
怖じ気づきそうになる。
話し声のようにも聞こえる。


そして何故か…
海なのに…
磯の匂いを全く感じない。
私だけなのか…
聴覚がかなり過敏になっていたので
その分嗅覚が鈍感になっていたのか(笑)
青銅製の鳥居をくぐると
何か…シャボン玉の内側にでも
プルン♫と入ったように
エネルギーが変わる。


島全体が膜で覆われているような
そんな印象。わぁ不思議だ。


初江ノ島照れ
参道を進み朱色の鳥居が見えてくる
光が降り注ぐ。
初めましての江ノ島神社

平日だったので参拝者は
そんなに多くなかったので…
人混みの雑音も少なく、


桟橋を渡っている頃から
波の音なのか…風の音なのか…
まぁ。色々と喋っているように
聞こえておりました笑い泣き
鳥居を見上げる夫を
置き去りにして行きます(笑)


私は声を拾って先に先にと
1人で進むのでついつい…
夫を忘れます(;・∀︎・)ァ・・
エスカー乗り場があったけど
私達は歩きで。

邊津宮


泰安殿
それぞれの境内で色々な神様を
祀ってあったけど神様の名前には
あまり詳しくないので、
私のタイミングが来たら
調べてみよう♫とメモをする。


夫に日頃から
「みぃ」と呼ばれている私は
この看板にニヤつく
白い巳(みぃ)さま…
私は腹黒な…みぃさまだけど…チュー

中津宮に差し掛かると
早く早くと背中を押される感。
先を急かされていて
中津宮は写真撮りませんでした。
先を急いで行くと、
少し開けた場所に出ました。

それまでの道すがらにある
それぞれの境内社に
ゆっくり参拝しながら
進もうと思っていたのに
何故か急かされる感。


呼ばれている場所は
それらの境内社では
なかったようで。


急かされるままに
奥へ奥へ…


サムエル・コッキング苑に到着
ここにはシーキャンドルという
灯台があるみたいだけど。
植物園のようになっていて
観光したい気持ちもあった
のですが「早く!もっと先」
そんなふうに木々達までが
ザワザワと枝葉を揺らします。

「うーん。観たいけどココは
今回はスルーしよう。
早くこの先に行こう」

そんな風に夫に言ったら
「ピーヒョロロロロ♫」と
沢山のトンビが一斉に鳴き出した。
わたしには「上!見て!見て!」
って言われたように聞こえて。
江ノ島はトンビが観光客の食べ物を
空から見つけて略奪するそうでびっくり
売店の方々が気をつけてねー!って
皆さんに注意喚起してました。


トンビの鳴き声で
空を見上げたら!
彩雲が💕
私が見上げた時は
雲の切れ間がハート型♥️
だったんですよ♫
私が写メを撮った時は、雲が流れて
ハート型が少し崩れちゃってたけど。

彩雲はもっと綺麗だったんですが
わたしのスマホだとその綺麗さが
撮りきれてない…分かるかな…♫
とっても綺麗な彩雲🌈でした。

歓迎されてるなぁ😍💕と
嬉しくなる((ヾ(′∀︎`* )人( *′∀︎`)ノ))


中津宮からは
「山ふたつ」と記載があり
奥津宮まで勾配のある道を
ひたすら進みます。


右と左にそれぞれ山が。
それが「山ふたつ」
ここが2つの山の中間



そこを越えると
「龍宮(わだつみのみや)」
にたどり着きました。

その時、
ひときわ大きな耳鳴りが。
あ。ここか。
「呼ばれてる感」はここからだ。

洞窟の中から「氣」の塊のような
圧を感じるモノがブワッと出て来て。

(゚Д゚;≡︎;゚Д゚)え!?な、なんだ!
龍だけに…
ど、ど、ドラゴンボール??


そんな印象。


それにしても…
「遅かったじゃーん♫」
みたいなユニークな表情にみえる。
わたしだけ?(笑)
凄い…ガン見…滝汗



この龍宮の解説?がネットに
書かれてあって、子宝、安産ご利益
子孫繁栄祈願とありましたが、

私がこの場所から受け取った
エネルギーは「産霊(むすひ)」
「結び」に込められた祈りは、
この「産霊」から来ていると言われています。
縁を結び繋いでいく事で生み出される祈り。
私が石(意志)を結んで繋いでいく担当を
させてもらえている事にも感謝。
天地万物を生み、成長させる
エネルギー。

そんなエネルギーを
ズドーン!!と感じたのです。

そしてそのエネルギー体が
更に私の背中を押すのです。


奥津宮
奥津宮の先には
岩屋洞窟があるのですが
今は改修工事で閉鎖されていて
洞窟には入れない。との事でした
洞窟全体を改修工事しているので
公開されるのは7月頃を予定している
というお話でした。

それでも行けるところまで
行ってみよう。と奥へ足を運びます。
背中を押すエネルギーがまだ
続いていましたので。
もっと先なのか…と。

龍宮で「産霊」を感じた時に
メッセージというか
イメージを宇宙から受け取った。
あくまでも私個人が受け取った感覚
ですので、これまで社会で認知されている
既存の意味や概念とは違うかも知れませんが
私の感じ方をそのまま書きますね。

「産霊」
天地万物を生み出す。
そのエネルギーは
時に災害や病気や死をも生み出す。

災害や病気や死を
わたしの現れとして
全て受け入れる時、

恐怖という私の気持ちに
わたしが寄り添う。
悲しみという私の気持ちに
わたしが寄り添う。

私が災害を与える存在にもなり
私が病気を与える存在にもなり
私が死を与える存在にもなる
という事にも寄り添う。

この世に現象として起こることは
全てわたしの可能性の現れ。

被害者にもなり
加害者にもなる。

前に…きなちゃんのブログで
「死神と和解する」と
書かれていたのと

とても似ている感覚
そんなイメージが降りてくる。


うわ…
これ…全て
受け入れるの…こわいえーん


私は正直そうおもった。


それと同時に
ドラゴンボール?を受け取った時
ものすごく勇気をもらった。
そんな氣がしたのです。

こわい気持ちと勇気凛々な気持ち
両方を抱えながら、先に進む。

そしたら、
あんなに晴天だったのに
急に雲が空を覆い
海風が吹き付ける。

参道を抜けた先に海がひらけた。
ずっと私達の上空を旋回しながら
付いてきているようなトンビが
一際大きな鳴き声を放つと
私達の方へグッと降下してきて
私と夫の周りを3回旋回
したのちに去っていった。
この動画は3回目の旋回の途中から
撮っています。

まるで
「ここですよ!案内完了!」
とでも言いたげに。


海面は上下に大きく波打ち
千畳敷にも似た大岩盤に
波が駆け上がる。
その時でした。
潜在意識からまた
インスピレーションを
受け取った感じがしたのです。


今日は3月11日だ。
津波にのまれた多くの魂
この海に繋がっている魂
鎮魂の祈りと残された者への祈り
そして生かされているわたし。

あの地震は、わたしであり
あの津波は、わたしであり
波にのまれた人々もわたしであり
生き延びた人々もわたし。

オマエに何がわかる!という
被災者の叫びもわたし
わたしは被災せずに済んだ
という無関心なわたしさえいる。
全てのわたしは…
今ココにいるわたし。

運命ではなくそう自ら選択したんだ。
どんなに理不尽にみえる出来事も
全て"わたし"の選択。

その光景が一瞬のうちに
目の前に広がった気がして
吹き付ける強い海風と
ここから繋がる東北の海から
沢山の想いを受信する



突然、荒々しさを増し
引いては返す波の音。
私から繋がる宇宙仲間の皆さんにも
このエネルギーをシェアしますね。

私が怖いと思っていた海に
今日という日に呼ばれたのは、

この全ては自分の現れだと
いうことを目の当たりにしても
「自分の為に祈ること」
「誰かの為に祈ること」を
諦めない勇気を持つように。
その覚悟を持ってね。

なんと残酷で
なんと慈愛のある
わたしを受け入れる時だよ。

そんな風に
背中を押された氣がした。
前日に心友に繋いでもらった縁
そしてこの海から繋がる魂達

全ては魂の約束の元
出逢うべくして出逢い
それぞれの担当部署で
祈りを繋いでいく。

無関心を装って
傍観するわたしを
もう辞める時なんだな。

東北の大地が揺さぶられ
大きな津波にのまれてから
8年が過ぎた。

この世に想いを残して
「死の世界」に移った魂は
生かされた私達に
何を伝えているのだろうか。

私が感じるのは
生きているわたしたちの未来に
祈りを送っている魂たちの姿。

東北全体が多くの魂で包まれた
あの日から、世界に向けて
発信されている祈りのエネルギー

亡くなった魂たちの祈りと
生きている私達の祈り
それらが互いに融合し
一筋の光の柱となって
日本列島から宇宙(そら)
へ向かって伸びている。

古くから自然災害の多い
この日本という島国には

肉体を持たない魂からの祈りと
肉体を持つ物質世界の私達の祈りが
融合しあって未来への希望を
繋ぐ光の柱がたくさん建っている。

これはあくまでも、石達の声を
繋いでいくと、いつもこのメッセージに
たどり着くので、私の認識では
日本には祈りの柱がたくさん建ってる
んだなぁ…と感じているという事です。

私の元へやってくる石達から
いつも感じ取るメッセージには
必ず「この祈りの光の柱」に
生かされている私達の
愛と感謝と祝福の祈りを
繋ぎたい♫という想いが
込められているんです。

持ち主様になる方の
頭から光の線が出ているように
見える(感じる)時が多いのも
適任の担当者に私の作品が
渡ってるからだなぁラブって
いつも感動します。

河津桜が咲いていました。

自分から産まれる
あらゆる感情を丁寧に味わって
まずは「わたし」を
大切に扱いましょう。
そんな風に感じました。
桜の木からも🌸包まれて。

よし!怖いけど
この場に呼ばれ
勇気をもらい

全ては魂の約束の元に
巡り会い繋がれていく。
私は「結び」で祈りを伝え

作品が渡った持ち主様達が
それぞれの石たちと共同創造して
産み出す祈りのエネルギーが
日本や世界のアチラコチラで
キラキラと繋がって行くのを
是非感じたいっっ😍💕

そう腹を決め、
江ノ島の龍に感謝し
帰路に着こうとした時でした。

江ノ島に放送が流れました。
東日本大震災の発生時間でした。

1分間の黙祷をしました。

前日に、今、手がけている作品に
必要な材料と人に繋げてもらい
このタイミングでこの場所で
私の中のわたしと向き合い

黙祷を通して心柱を建て
制作に向かう全ての準備が
揃った気がしました。


なぜ、今どうしても創りたい
作品があるのか。

なぜ、素材を探しに
神奈川に行ったのか

なぜ、日帰りではなく
泊まりにしたのか

なぜ夫も一緒だったのか

なぜ江ノ電に乗ったのに
江ノ島神社が頭から抜け落ちて
時間調整が入ったのか

なぜ、震災発生の時間に
海からメッセージを受信
するタイミングになったのか

なぜ、なぜ、なぜ、
偶然の一致というには全てが
あまりにもスムーズに流れる

ほとんどの人にはどうでもいい事が
一部の人には、とても大きな意味を
持つことってありますよね。

今回のこの流れは私にとっては
魂が震えるほど、嬉しいことでした。

自分勝手な解釈だと
言われてしまえば
それまでだけど。

作品を創っていく上でも
自分の闇に寄り添い
怖さを感じながらも
自分の感覚を信じて行く事が

この先の私や子供達に
必要な訓練だと感じています。

怖さと共にあるワクワクを
時に絶叫しながら、
時に歓喜しながら、
楽しんで行こうと思います。



宇宙仲間のみなさんへ
愛と感謝と祝福を💕💕💕