アボカド『ハス』の成長の様子です。
前回は受粉直後の果実でしたが、およそ3週間ほど経過した姿です。
このハス種ですが、今までは単独(1本)で植えられており、自家受粉によって結実していました。単独で育てていて気になっていた点として、収穫できる果実が小さい(ほとんどが150~180g)ということ。摘果して数を調整しても、それこそ200gを超える大きさはほとんどない…。
収穫できる果実は非常に濃厚で美味しく、結実数も少ないとは感じませんが、とにかく果実サイズが物足りない。自家受粉では何らかのリミッターが効いてしまうようだ…(-_-;)
海外ではハスの授粉樹としてズタノやエドラノールが使われることがあり、結実数の安定・果実サイズ増に貢献するとの情報もあるので、3年前にエッティンガーを隣に植えてみた。
なんでズタノじゃなくて、エッティンガー!?といったところですが、この品種を選んだ理由は開花時期がハスと近いという点です。
私の栽培環境ではズタノの開花が3月下旬なので、ハスが開花を始める4月下旬とは約1か月の差があり、ズタノはピークを過ぎているし授粉樹にはちょっとなぁ…といった状況です。
そのお隣さんとなったエッティンガーが今期はしっかり花を咲かせてくれたので、ハスに好影響を与えるのではないか?そういった期待もあり、いつもの2割増しくらいで『ハス』の成長に注目しています。
アボカド『ハス』
ハス②
ハス③
そろそろ生理落果が落ち着いてくる頃。
結果数もまずまずですが、授粉樹を得た『ハス』が今後どうなっていくのか楽しみです(^^)