収穫したアボカド・ハスを食べました | アボカドと果樹のブログ

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-アボカドなどの熱帯系果樹を趣味で育てています-

10日ほど前に収穫したハスが柔らかく食べ頃になったので切ってみました。

今回のハスは2月に入った後に急激に色付き落果するなど、予想外の変化があったため慌てて収穫したものです。

 

柔らかくなりカットしたアボカド ハスです。こんな感じでした!

ズーム!!目

まず果肉には繊維が目に付きました。

つまり熟し過ぎ…収穫するのが遅かったことが考えられます。

ここまでしっかりとした繊維が入ると、周辺は柔らかくならずとても食べられたものではありません…木の皮を食べているような食感(実際に食べたことないけど)です(-_-;) 

こちらは落果の衝撃で痛んでいます…。

これでもハスの厚い皮が衝撃を抑えています。おそらく皮の薄いベーコン種では、割れて中身が出てくるでしょう。

果肉は柔らかくなったので、寒害が原因とはあまり考えられないと思いました。

以前、寒害を受けたアボカド果実は柔らかくなる前に果肉が腐敗し、とても食べられる状態にはなりませんでした。

 

でも、なんで通常より早く熟してしまったのか…

自分の中でいつもと違った点、このアボカドの栽培上の特殊性を考えました。

・気候的には去年の夏は雨が多く梅雨が異常に長かった。

・このハスは単独で栽培しており、他品種との交配がなく自家受粉による結実である。

思いつくのはこんなところです。本当のところは木に聞いてみないとわからない!?

 

繊維を取り除くとよく熟した美味しいアボカドでした。

この品種は油分が高く濃厚ですね(·∀·) 厚い皮による輸送性の高さもありますが、世界中で

栽培されるようになった理由がなんとなく理解できます。

雑な切り方ですな。