素直に寄り添ってくる


ためらいも不信も何もない


その姿は


こちら側も安心させる


君に教えられることは多い


大好きだよと伝えてくる


曇りも偽りも何もない


その想いは


とてもきれい


ただただ真っ直ぐなそれに


僕の胸は打たれ


笑うこと


ためらったこと


伝えること


やめたこと


恥ずかしくなる


純粋な目は


すべてを見透かすだけではなく


捨てられずにいたものを浄化し


その目を見つめる者から


憎しみを消し去る


何も吸い込んでいない


生まれたばかりの自分のよう


君といることで僕は


何度でも新しい出発をすることができる




指輪の約束が


僕は好き


夜や過去に追いかけられる


そんな日もあるけれど


勇者の盾のように


それから僕を守る


二度と


弱くはなりたくない


晒した醜態を


僕は忘れない


周りの声は


今も聞こえてくる


だけど僕は気づいてる


何よりも


君の声が


大切なこと


左手を握る


目の前を向いても


視界に映るものは少ない


それでも僕が進もうと思うのは


君の声が聞こえるから


左手を握る


泣いても怯えても


笑ってもはしゃいでも


未来は僕達を


待っている




どうしても


あいつのような目にはなれない


悶々と鈍く


胸を圧迫する


五感では捕らえきれない


あいつの目の鋭さは


誰も寄せつけない


あいつの目は


誰にも微笑まないが


誰も笑わない


真剣を持つ者しか


あいつの目には映らない


いつか


あいつの足が誰かに止まるとき


あいつの目が誰かを映すとき


それは僕自身でありたい


弱さも臆病もくぐり抜けてきた


僕自身でありたい