会いたいと思うのならば


その人は今も笑っているだろう


あなたとの


楽しかったこと思い出して


ふと香ってきた匂いが呼び覚ました


あの日の記憶


決して容易くはない人生だけども


思い出せるならまだ


何もうまくいかなくても


その目開くならまだ


そこはあなたしか歩けない


誰も通ったことのない道だ


手探りで間違うこともあるだろう


でもいいんだ


それが当然なんだ


あなたがそれでも進もうと思えば


それでいいんだ


掠めていった記憶は


いつかのあなたが通り築いた


あなたの財産


それを誇りに


何度でも


立ち上がってやれ


ひとつしかない


あなたしか示せない答えを


見せてやれ




自分の気持ちではなく


自分の感情に負けたことがいくつもあった


その度に僕は


毒や矢に似た言葉を放った


僕は気づいていた


それはもう言っている最中


自分自身にも


それが刺さり苦しくなるから


だけど僕は止められず


吐き続ける


毒矢を


弱さに負け続けるから


言い続けた先に幸福など起こり得ない


その毒はやがて僕自身をむしばみ始めるから


そうした夜は


心身に痛みが走り


僕は黙ってそれを受ける


あと何回繰り返せば僕は勝てるのか


愚行に身を潜めては


おこがましくて涙など到底流せないことに


この身はさらに激しく痛む


耐えてやり過ごすこの時間がせめて


僕を強くするものであるように


次に僕が発する言葉が


甘くシンプルであるように


走る痛みの中で


僕はそんな夢を見る




君はいつも楽しそうだ


それに君はいつも堂々としている


そんな君を見ているだけで


僕の心は洗われるんだ


でもどうして


僕達が恐れるものを


君は恐れない


でもどうして


僕達が恥ずかしがるものを


君は恥ずかしがらない


君の視線を追って


僕も先を見る


ゆったりとした姿勢で


でもその目は鋭い


ああそうか


君の視界には


心だけ


己だけ


他と比べることなどなく


だから君は自分を見失わないのか


それで損をすることがあっても


傷つくことがあっても


君が己から目を逸らすことはない


そう思える姿に


僕は惹かれているのだろう


最愛の勇者だ


君を守ることが


僕の道しるべ


忘れたくないものをずっと


覚えていられる


大好きだよとずっと


言っていられる