明日の議会最終日(採決)の前に、至政クラブとして尾花市長に「和歌山市開発行為に関する条例の一部を改正する条例の制定について」に関して、和歌山市当局に要望する基本的な考え方について申し入れを行いました。
今定例会で上程されている「和歌山市開発行為等に関する条例」の改正案は、本市の乱開発を防ぐと同時に、市長が掲げる新たな時代の地域づくりである「新コンパクトシティ」への大きな方向性であると考えられるものです。
しかし、それに伴う農家保護や特定集落における拠点整備など、同時に進行していかなければならないそれらの政策が不明慮なところから、我が会派として下記の内容を要望した次第です。
1、農業振興、農家保護のために、平成28年度内にPTを庁内において設置すること。また、平成29年度当初までに「和歌山市農業振興次世代対策基本計画」を制定すること、など。
2、都市計画の推進、農地の除外及び農転事務に当たっては、和歌山市と本市農業委員会が自主性をもって取り込むこと。都市計画マスタープランおける産業集積ゾーン等内の優良農地などは除外、転用も検討し、施設の適正配置と土地の高度利用に努めること、など。
3、開発の検討計画をおこなっている者で、条例制定前にその旨を市担当に報告、相談した者は、適切な対応や、説明責任を果たすこと。