和歌山市教科書採択謝礼問題 | 和歌山市議会議員 戸田正人 オフィシャルブログ Powered by Ameba
本日、経済文教常任委員会における教育委員会の審査。
いわゆる教科書の選定を巡る謝礼問題についてより深い議論をしました。


「謝礼を受け取ったとされる11名の中で、教科書採択における調査員や選定委員はいたのか」と質したところ。


「その中の何人かに調査員や選定委員がいた」と教育委員会が答弁。


「ならば平成21年、22年に東京書籍から謝礼を受け取っている者が大半だが、教科書採択に影響を与えているのではないか?」と質したところ。


教育委員会から「採択には影響がない」とのこと。


しかし、画像に当時採用された教科書の一覧表をアップしていますが、謝礼を受け取ったとされる次年度に採択された教科書会社は、小学校、中学校とも各教科で東京書籍が多く採用されている事実も判明しました。


ひいては、受け取った者のうち数名が選定委員や調査員もいたとの答弁から、調査書を受け、選定委員が協議した報告書が教科書採択の最終決定場所である教育委員会に答申したのは明らかであり、教科書採択に全く関係なかったとの答弁は詭弁である、と言わざる得えないと考えます。


今後、これらの問題に対して動きがあれば速やかに当該委員会に報告することを全会一致で決め、教育委員会に指示しました。


公の場で、この問題を質していきたいと思います。