昨年１２月議会で和歌山市教育委員会に対し、和歌山市立学校における国旗の取り扱いが入学式や卒業式など年数回程度しかなく、児童生徒における、国旗、国歌への思いや重要性、意義からも、毎日、学校現場で国旗を掲揚すべきと指摘した件で、和歌山市教育委員会は昨日（２月２０日）、原教育長名で「和歌山市立学校における国旗常時掲揚について」の通知文を各校長あてに出しました。
「和歌山市立学校における国旗常時掲揚について」
国際化進展に伴い、日本人としての自覚を養い、国を愛する心を育てるため、各学校では入学式、卒業式などにおいて、その意義を踏まえ、これまでも国旗を掲揚しているところであり、学校によっては行事や祝日等にも掲揚しているところもあります。
和歌山市教育委員会としましては、今後、和歌山市立学校での常時掲揚を進めていきたいと考えます。
各和歌山市立学校においては、保護者・地域の実態を考慮したうえで、国旗の常時掲揚の実施を願います。
本来、各学校における国旗の常時掲揚は「一般質問」で取り上げ、教育委員会に質し、このような通知文をもって常時掲揚を促す事自体、如何なものかなと思うところではありますが、少しでも国旗掲揚の意義や日本人としての自覚を教職員や児童生徒、地域の方々への再確認に繋がってくれることを期待するものです。