1月31日、東京にて櫻井よしこ氏が理事長を務める国基研主催の「どうすべきか金正恩の北朝鮮」をテーマにした研究会に参加してまいりました。
ずばり、正恩体制になった北朝鮮が今後どのような動きをするのか、それは極東アジアにとっては見えない体制での脅威であり、我が国においては拉致問題を完全解決できるか否かのターニングポイントではなかろうかと思うとことろであります。
金日成、金正日、金正恩と親子三世代にわたる独裁者支配が続く北朝鮮において、神格化によるでっち上げの忠誠心で国民を誘導しており、支配当時は現在のような食糧難もさほどなく、安定して供給を続けられていた事から、命令、服従の関係が生まれ、縦の権力統制がとれていたにすぎなかった。
しかし正恩新体制になった北朝鮮国内ではガタガタに揺れ始めているのです。
縦社会を大切にする朝鮮民族において、新体制の指導者である正恩という20代の若造に「父上」「将軍様」などの敬う精神が芽生えず、党本部においても信頼感がまったく生まれてこない。
また、若造のために戦うなどという姿勢が微塵も感じず、新体制になった現在は士気も上がってこないというものでした。
もはや、北朝鮮の若造政権には理念や権力などもなく、加えて金やモノもない国になっているのです。
拉致問題を抱えている、我が国においてはこの弱小若造体制の犯罪国家北朝鮮を解体する願ってもないチャンスであるのです。
しかし、崩壊寸前の北朝鮮をそのまま放置しておくと、時代遅れの東アジア帝国主義国を目指す中国の支配下になることが「大」なのです!
韓国にとっては自由統一に向けての機会であり、日本にとっては拉致問題解決の機会であり、ここぞとばかり民主主義国家である日本と韓国が歩調を合わせて、北朝鮮解体に向けて本腰を入れられるのかがポイントとなるのです・・・
しかし、その肝心の韓国が・・・
最近どうもおかしい・・・
②に続きます