クスリ好き(^^♪ | todakaclのブログ

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呼吸器内科開業医(救急救命15年/呼吸器40年)
折々につぶやき珠に【大声カモ(*'▽')
当面【gooブログ】で消失した過去ログ掘削が主です

なお医者さんの話です今夜は

お気楽な感じですが侮れない背景やらメソッドが盛りだくさんなのでこころしてくだされ(#^^#)うふっ

 

まあ医師の中では亜種だと思いますが小生大病一つしない代わりにcommon disieaseありふれた病ヤマイ

風邪とかおなか壊しとか頭痛あたりにちょくちょく見舞われます。神様の気まぐれというか身体に乱暴な私生活の

せいからでしょうね。2,3時に寝るのが普通でそのくせ年相応に7時には目が覚めてしまうので

通常の睡眠4,5時間14歳からの習慣でやりたいことが多すぎて必要に迫られてるうちに獲得した脳やら情緒やら

睡眠深度かと。もう55年の年季、たまに墜落睡眠はしますけどね。こないだ東京で鳴り物入りだった3時間睡眠法のスクールとか鼻でフンだったりしてたら消えましたよね。耳学問でいいかっこしいダロ

何百人もレジェンドナポレオンに追い付け追い越せの足跡ばっかりなのだろうが小生のは筋金

15年間の救急救命前線では上司先輩たちが使える若手と重宝がってくれた元が4時間なので48時間にならざるを得ないシフト

になっちまても2時間ずつ2日夜プラス1-1.5時間の午睡で意欲と脳活性85-90%でただ末期は注射針すこし震えるのが難ただし

救急ではどの病院も通常の抹消は看護婦さんが確保してくれるから、大血管の要のときはちょいしんどい

加えて9+3年は市内でもベスト10の救急御用達だったので月5回くらいの当直だけでは済まず、呼吸器内科でも特にベンチレーター人工呼吸器のオンセットや維持バランスは職人技なので他に5回くらいは夜7時2時によびだされて自宅→病院へ

スウェーデン製のサーボは初心者でもマニュアル沿ってまあまあ扱いやすいが英国せいのベネットはアナログというかマンゲル大雑把なダイヤルしかない代わりに慣れてくると管楽器みたいにピタッと患者さんによりそうので上級者たちはこっち治るのが早いしその間の患者さんの苦痛少ないからね。北欧のはあつかいやすく理論的な風体だが人肌を拒否する【お国柄かバス停の2m置き驚異

 

20年前開業しちまったからといって歴史はやまず。

落下傘部隊の開業【対:近場の勤務してた病院から患者さん引っ張る】だったので初年9月は延べ50人つまりオケラの日もあるということ。職員マインスイーパー上手にアハッ

もとより計画のうちで知ってる院長に頼み込んで週1の当直させてもらう。夜間1,2人の病いみるくらいだが院長には7年もやらせてもらい感謝してる

加えて市医師会が市から委託受けて運営してるももち浜の急患センターに月1。巡り巡って数年前はそのセンターの管理理事になり薬品集の監修す長ネ。各区の小ぶりな休日診療所にも行ってたがしばらくしてやめた。日曜の昼間までしごとするのはうっすらとだがメンタルに烏鷺がたまる。

若いころ友人の医師たちのたのみでたまたま3週連続で日曜かわったら予想をこえた脳のすりきれきて意欲も思考もガタがきて

われながら使えない医師状態しばらく続いた。二度とせん。ぶらぶらとなんもせん日祭日は宝

 

実は、10年前後前のコピペ張ってますがあれは全部大酒飲みながらす。最近何が起きたかよくわかってないが6か月間宅飲みゼロで過ごしてて今もその流れで日本酒おちょこで数杯かな。なので酒のせいかどうかはリアルタイムと過去ブログで差のないこと

 

要は普通じゃない健康にいかにも悪そうな暮らしをしてる医師なのでよくある病気見舞われてしまう自業自得反省してないかも

なんせ

頭痛したらほとんど待機せずにすぐロキソニン、のどかぜ熱風邪はNo.127麻黄附子細辛湯、鼻かぜはNo.19小青龍湯、便秘にはカマグ、その後の軟便カバーにNo.30真武湯、だら鼻水にトーク、アレグラクラリチン、胃痛胃もたれムコスタからファモチジンさいしゅうはパリエットで決め、吐き気にナウゼリン、腰痛にもロキソニン、フェルビナクスチック、ボルタレンゲル

てな具合、が一例なくらい我慢全くせずにおクスリさんに助けてもらいに行くスタイル

コレは医師の中では亜種かと思う。若手の頃の50人規模の医師かかえる大病院では上司・先輩・同僚がたまに自身にクスリ使うの見かけたが、今まで一度も風邪薬飲んだこと無いとか、胃腸も丈夫らしくありふれた病いあんまり困らないし、そんなことぐらいでは飲まないそうだ。我慢するのが売りの人種ここにも顔が

 

それで小生は変わり種のポジなのはこころえて日々暮らしてるのだがこのプライベートが意外と現場で役に立つことに

しょっちゅうクスリ飲んでるからいろんなモノの味はもとより飲み心地のざらつきやらのど元のコックンしやすさしにくさを実感実体験で手にしてるので診察室での各薬剤の説明の折々にその感性を伝えれるのが取柄に

No.19 小青龍湯ショウセイリュウトウとか小生自身が漢方でワースト3に飲みにくい。味は梅肉を焦がした感じでその上のみ込み嚥下に手間取ると喉奥に溶けない球体になってエグイ。

No.29麦門冬湯バクモンドウトウは真逆の飲みやすい漢方で、粉薬散財にがてという方にもこれをいい経験に制覇できるかもと伝える。味も薄甘いうえに、ツムラの方針のフリーズドライが効けてそこそこに溶け込んでくれる。

てな説明がリアリティをもって伝聞可能に。

おバカみたいにヘタレの辛抱しない医者もこの形では服用のこころえ伝えやすいかと。有益でしょ

 

患者さんにたっぷり10種以上も渡す「クスリ好き」のほうではありませんでした。悪しからずウヘヘ(^-^)

 

蛇足】無理しないすぐ薬に頼る、他日常でも自分の身のことではしたいようにするしたくないときはしない。

若い時さんざっぱら気乗りしなくてもやらせられてたこととか、思えば寿命縮めてたはず。もう「ゆっくり好きに暮らす」

実は今日来た90歳前の肺気腫COPDの日々元気にしてる患者さんと「ゆっくり、好きに」が長生きの秘訣

ってもりあがったところです。

日本人は懸命に努力する国民性。一度立ち止まって他の選択肢を見るだけでも良いかと。