祗園寄り | todakaclのブログ

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呼吸器内科開業医(救急救命15年/呼吸器40年)
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祗園寄り

2006-06-01 07:45:35 | 健康・病気

やあ、今年もついにやって来ました。

博多祗園山笠の各「流れ」の総会を、こう表現します。小生、千代流れの衛生筆頭、交通の役職勤めてますんで、毎年参加してるんですが、今年はなんと木曜日の夜間外来の日にぶち当たっちまい、総会=祗園寄りには出れない。かなり惜しい。

直会ナオライには出るんですが、やっぱり人形師サンの飾り山(表・見送り)と舁き山、子供山の図面がお披露目の時に見れない。これがきれいで、年を改めるたびに「今年も山笠が間近になったんだ」と新鮮な気持ちになる最初の気合。が入る一瞬。

今年は、当院の三周年。何故か6月1日がこれで、その上例年、追い山笠本番の7月15日(明け方)は、院長のわがままで1日だけ休診させてもらってたんですが、なんせ16・17日と「海の日」とかで連休にバッチリ被ってしまった。関係で、15日(土曜)は休むわけには行かない。3日連続で休診は患者さんたちに不自由を強いるし、心理的にも不安定な状況をもたらすので、頑張って7/15開けます。きつそう、朝8時には千代町からダッシュで福重だ。別の意味で気合いが。

で、なんで健康・病気のコラムか、解説。博多祗園山笠は750年ばかり前、えらいお坊さんが博多の街の流行り病=疫病退散のために輿台にのって街の辻・通りを水をまいて清めて回ったのが、ことの起こり。7流れ各々が町流れがきで10・11日、ご町内の全ての路地を山カイて回るのが、本来の祭りの主目的。そして15日明け方の追い山はそのフィナーレ。

それで、医療関係者にとっては、とても相性の良い祭りだと思ってます。

7/1、7/9~/15:が全国版で皆さんの目にはいると思います。そのときは、このまつりは、都市型の町民の祭りの基本形、疫病退散(皆の元気で)祈願であることに思いを馳せてみてやってください。ガシガシの大人数(千代だけで2000人=締め込みしてないヒト含めるともっと多い)なんで、ご期待の?戸高はどこにいるやら分からないでしょうが、あの中で吠えてるんだとでも思って楽しんでください