新型インフルのーーーパニック | todakaclのブログ

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呼吸器内科開業医(救急救命15年/呼吸器40年)
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新型インフルのーーーパニック

2009-11-26 02:28:55 | 健康・病気

本質を見失ってる一番の国はニッポン。
だから、自国民として憂えてます。

日本人の長所&短所だけど、「和」を基本に、右え習え、同じことしてれば安心。
「横断歩道、みんなで渡れば怖くない赤信号。」で、レミングみたいに集団で川に嵌って、一族郎党死んでもいいですか。

1)ワクチンそんなに打ちたいですか。
もうすでに21人もワクチン後1週で亡くなってて、そのうちの4人は接種との関連性を否定しきれない。
その事実を見ようとしてないでしょ。99%日本人たちよ。
あきれ返った楽観主義、皆と一緒、乗り遅れたくない。
今度のインフルはまだ50人レベルしか亡くなってません。
1日に100万人以上が感染してる状態というのは、季節性・従来型のインフルがピークの1月と同じ数字で、12月から3月までに毎年6000人から1万人の寿命を奪ったのと、比べませんか。
怖くないんです、新顔なので正体が分かりにくいだけで、伝染する力が強いのは、新顔だから人類の方の準備不足だからなんで、
発病したときの危険性のリスク極端に低いんです。

だから、ワクチンを打つことが良いことかどうか、リスク&ベネフィットの考え方を持ってるのは、なんと重いか中等度の病気と長年付き合った人たちだけで、病院に縁が薄いヒトほど、「狼が来るぞ」という政府・自治体・マスコミの謳い文句に踊らされてる。

考えて・想像してみてください。
自分の年老いた親、わが幼子にワクチン打って、その3時間後とか、12時間後とか、1週間後とかに奪い取られた上に、「評価不能」ちゃ~、何ですかいな。
悔しさしか残らないですよ。

駄目押し。
イギリスでは医師団自体がワクチンの安全性が未知だし、有効性に乏しい(感染を防げず、重症化と死亡を減らすのみ。厚生労働省のホムペ)から、国策としてのワクチン接種に反対してます。
このニュースも、アメリカの現状も、まるで知らないまま、国内のニュースだけで生きててはダメでしょ。
他の国はどうなってるの、って思うべき。

アメリカは、小児のワクチンに対して、50%の母親が不安を抱いていて、政府がしきりに安全性を広報するけど、しょせん無理。
だって、初回のワクチン・人類にとっての、だから安全性はこの3月になるまで統計処理できない。つまり、アメリカでも、日本でも今ワクチン接種してるヒトは、世界的なWHO的な、壮大な実験の材料に好んでなってるんです。モルモットになってるの気付きませんか。
その上アメリカの母親たちは30%強が、絶対打たせないと言い切ってるのです。

コレが個人主義を何百年もやってきた国の人たちのしたたかさです。
自分の家族は、どんなに教育度が低い自分でも、自分の決断で守るし、守りきれなかったらその責めはヒトリ生き残った自分が負うことを【覚悟】してるのです。

日本人の一番もろいのは、この、覚悟が足りないこと。
いかなる運命であろうとも、自分で切り開いた道だから、決して公開しない強さを自分の中で信じてること。この65年で失った一番大きなものかも。

2)今一番大事なことが、情報として乏しすぎる。
ワクチンで、発症の予防なんてできないのだから、重症化、死亡を本当に防ぐ手立ては何か。

簡単な答えがある。
早期発見・早期治療。
熱が出たら、どう行動すべきか。意識朦朧となったらどうすべきか。
家族の中の一人が発症したら残りの3人とか、4人はどうするのか。
そのキーパーソンをどう扱うのか。

あまりにも乏しい。

3)酔ったんでまとめきらんから
愚痴
医者が詰まらんとです。わが同業者たちが、「ワクチンが足らん足らん」
ナンやこの愚昧さは。
科学者の端くれとして、ワクチンの有効性と危険性のバランス見えとらん。
初期治療の重要性の認識が薄い。

あーあ、この国は何処へ行くんかいな。見えてる人間の嘆き。