凍てつくような孤独 | todakaclのブログ

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呼吸器内科開業医(救急救命15年/呼吸器40年)
折々につぶやき珠に【大声カモ(*'▽')
当面【gooブログ】で消失した過去ログ掘削が主です

凍てつくような孤独

2010-10-06 02:33:21 | 健康・病気

シビアな題名ですかね。てか、連発。
なのは、自省のために・自制のために書いてるんだとおもう。

「果てしなくやさしい」と、ドウなるのか。
患者さんが暗黙で医師に求めてるのは、自信にあふれた頼もしさ。「必ず診つけますよ。診断つけますよ。」「必ず治しますよ。治せないものは、少なくとも今よりは安楽にしますよ。」
という言葉が、発せられるのを。

決して「忙しいんです。(ミスの予防線・サービス↓の言い訳)」「疲れてて申し訳ない。(断らずに、元気そうに突っ張るほうが美しい。どうせ1級品の患者さんにはバレバレですから)」「気分がすぐれない(「うつ」とか治療者が言ってどうする、おバカか)」
なんてのは、だれも望んでない。雄雄しくどんなに辛くとも、億尾にも出さない突っ張り屋が理想の医師かと存じますが、いかがで。

それがjobとして9時ー6時で突っ張ってるだけで、ウチに帰ったら寛げればいいが、
24時間待機の救急救命やってたり、いらんことプライベートまでヒトの世話してたら、
あまりの強さに、畏怖(敬意 と 怖れ)の念を持たれてしまう。

結果は、「凍てつくような孤独」な自分に気付く。

ま、わたしは其処ソゴで行くほどの超1流ではないようで幸いだった。
No.1、No.2で表現したように(No.2の一角↓も)、そのうえもっと沢山の、そう10人に及ぶ応援団が居るから。

財産、見っけ。                     10/6 2:33