鹿島港アンモニア岸壁のサヨリ釣り | ウキウキ釣り日記

ウキウキ釣り日記

陸っぱり小物釣りとバードウォッチングの日記です。

今日は金曜日ではあるが、工場カレンダーなるものによって会社が休みなので、実に3ヶ月ぶりに釣りに行って来ました。

場所は、ちいパさんが先週土曜日にアジを釣った鹿島港A岸壁だ。

アジが釣れるのは日没の18時以降だろうが、平日とは言え人気のアンモニア岸壁なので、場所取りのことも考えて、16時には釣り場に着いた。


超人気の常夜灯下は先行者ありなので、左端の温排水放水口横に釣り座を構えた。


さて、足元にはコノシロと思われる、3センチぐらいの稚魚の群れが右往左往している。

そのコノシロ稚魚の下にサヨリの群れがうじゃうじゃと居るのが見える。

3年前、サヨリが岸壁の足元にうじゃうじゃと居ついていたんだそうで、何度かサヨリ師から聞いたことがある。

ついに私は、そのサヨリ伝説が実話であることを目の当たりにしたのであった。なんちて。


よし、日没の18時までサヨリを釣ろう。

延べ竿はある。道糸もある。ウキもある。アミエビもある。でも袖型3号のハリがない・・・どうしよう。

あ、タカベ用に買った3号針のトリックサビキがあるじゃないか!ハリスが0.6号と太かったからタカベは釣れなかったけど、サヨリならハリス0.6号で大丈夫だ。

サヨリにトリックサビキは、あっという間にアミエビが付けられて非常に楽ちんだ。それにハリからこぼれたアミエビがコマセになるし。


玉ウキを付け、仕掛けの下には0.3号のナス型オモリをつけてオイルフェンス近くに投入するや、すぐにウキがピクピクと動いた。合わせるも針掛かりせず。

うーん、サヨリ釣りって難しいな。すぐに食ってくるがなかなかハリに掛からない。たまに掛かっても空中リリースばかりだ。一度だけサンマサイズのが掛かり、それを空中リリースした時は悔しかった。

トリックなのでハリが鋭くないこととサヨリの口が堅いことで、なかなかハリが刺さらないのだ。

入れ食いなのに数が伸びない。

でもやってるうちにコツが掴めてきた。

ウキがピクピクしてるうちは合わせてはダメで、ウキがスーっと移動する時に合わせると高い確率で針掛かりする。ウキがスーっと移動する時はサヨリはハリをくわえているのだ。

それにしてもサヨリの口は堅い。ハリが段々折れて少なくなっていく。

青峰山丸が17時半に着岸して来た時には、絡まったこともあって、ハリは2本しかなくなっていた。


17時45分、仕掛けをアジ用のに変えて、いよいよアジを狙う。

18時頃、私の右側、油槽船の船尾付近にアジ狙いの人がやってきて、アジ情報を教えてくれた。

「先週はアジは20尾釣れたが、昨日はアジは2尾しか釣れなかった」とのこと。

さて、今日はどうか?


結局20時までやって、サバが2尾釣れただけで、アジはゼロでした。

帰り際、先程の人に挨拶したら、その人もアジはゼロとのことだった。



■本日の釣果
サバ 2尾(12センチ、22センチ) ※12センチのはリリース
サヨリ 18尾(19センチ~27センチ) 

サバは塩麹焼き、サヨリは天ぷらだ。
これだけサヨリがあれば家族4人分の天ぷらが十分だ。