ご訪問ありがとうございます!


今回は受験塾の活用術についてお話したいと思います。



中学受験は塾が全てと言っても過言ではありませんよね?


小学校の勉強とは別次元の問題を解かなければなりませんから、そこが高校受験や大学受験と違って難しいところです。


大金を投入して塾に通うわけですから、使い倒してナンボだと思うんですよ。


通っている塾が子供にとって有益かどうかをよく考えて、もしもよくないと思うなら早めに、少なくとも6年生になる前に転塾を検討すべきです。



塾の先生との付き合い方については、次男の中学受験記の中で散発的に書いていますが、それをここでまとめたいと思います。



よく言われているのが

塾にとって大切なのは成績上位層の子供達で、下位層のご家庭は塾にお金を落としてくれるお客様だということ。


確かにそういう面はあります。


でも、難関校に行けない子の方が人数は圧倒的に多いわけです。


塾の名を上げてくれるのは上位層ですが、上位層の人数だけで塾の経営は成り立ちません。


多くの中間層や下位層が資金面で塾を支えているから成り立つわけです。

塾代を払っているということは、塾経営を支えている大事なスポンサーなわけです。


成績が悪いから

上位層の保護者に遠慮して講師の先生に相談するのを控えるとか、そんな必要は全くありません‼️


そんなのナンセンスです‼️


うまくいってないのであれば、成績に関係なくどんどん塾に相談して、塾を使い倒しましょう。


個別指導を使うのもいいですが、課金を最小限にするためにも個別での科目数は増やしたくないですよね。


まずは塾のフォローで何とかならないかを考えて、無理なら個別に頼るというやり方でいかがでしょうか?



私が試行錯誤しながらやってきた塾に対する行動を書いてみました。


ちなみに長男は受験塾のみで個別は通っていませんでした。


次男は家庭教師に見てもらっていましたが、学生さんで宿題の補足をしてもらっていただけなので、受験の相談は塾オンリーでした。




それでは順を追って

書いてみたいと思います。



【塾とのコミュニケーションを密に取る】

まずは積極的に先生に話しかけていって、顔を覚えてもらいます。




①保護者会を利用する


SAPIXでは塾の保護者会の後、講師の先生方が教室の外にスタンバイされていて、個別にお話ができるようになっていました。


長男の塾でも同じように先生方に質問ができたので、そういうスタイルの保護者会が多いのでしょうか?


私は毎回保護者会終了と同時に教室を飛び出して、行列ができそうな先生に1番に話を聞きに行きました。


特に次男が信頼を寄せている先生、もしくは苦手な科目の先生には必ず次男の様子を聞いてました。


毎回5〜6人の先生とお話してましたね



保護者会では

出口のすぐ近くの席に座って、終わり間際に荷物をまとめておいて1番に出られるようにするか


もしくは前から2列目の真ん中の席に座って、話をされる先生の目を見て真剣に聞くか

(先生に覚えてもらうため)


どちらかでした。


先生とのお話では授業中での次男の様子を詳しくお聞きして、家庭での様子を話し、今後について相談していました。


講師の先生もプロとして、保護者に子供の様子を聞かれたら答えねばなりません。


このお母さんからは毎回聞かれるなとわかれば、しっかり答えられるように授業中にその子をよく見る👀ようになるんじゃないかと思うのです。


そうなってくれれば一石二鳥だよなぁと思ってました。特に次男は成績悪かったので、もう必死でしたね滝汗




②お電話する


お仕事されていると平日の午前中の保護者会には行きにくいですよね?


お電話でも、塾のお迎えなどの時でもいいと思いますので、とにかく直接お話する機会を持って下さい。


困っている時、うまく行ってない時はぜひ相談すべきです。


お電話の際に気をつけるのは、講師の先生がお手すきの時間帯にすることです。


だいたい授業が始まる2時間〜1時間半前くらいでしょうか…? 

土曜日でも大丈夫だと思います。


そして手短に話をすることです。

保護者会の時と違って、先生の仕事の合間に時間をいただくわけですから、長くならないようにしましょう。


長めに相談したい時は前もって日時を予約すれば良いと思います。



【先生とお話する時に心がけていること】


まず「褒める」

そして「立てる」

最後に「頼る」



「○○先生の授業わかりやすいと息子からよく聞いておりまして、直接ご挨拶できて良かったです」


「あの子、とにかく先生のことを信頼しているんです」


などなど


子供が話していた先生の良い面をお話して、お世話になっているお礼を言います。


この時は実際に子供が話していたことだけを少し強調して話します(笑)

作り話やお世辞は言いません。

意味ないですしね。



次に「立てる」ですが

校舎長やその学年、コースなどを統括する先生に子供が信頼している先生のことを褒めます。


「○○先生は本当によくして下さって、あの子も少しずつ頑張るようになってきたんです」


いわゆるボスに、先生の顔を立てる。


それを聞いたボスは、子供とうまくやっていて、保護者の印象も良いんだなと判断します。


直接その先生に伝えるかはどうかわかりませんが、どの先生と相性がいいのかということはボスに話しておいて損はないかと思います。



まぁ、授業がわかりやすくて人気のある先生ってだいたい決まってますから、褒められ慣れているんでしょうけれど、そこをはっきり口に出して伝えるのは必要だと思いますので…




しっかりコミュニケーションを確立したら


最後に「頼る」です。



入試間近になると様々な問題が起こります。


長男は小6の2学期からジリジリと成績が下がりだしたので、長男の担当だった算数の先生に泣きつきました。


日頃から先生とはよくお話していて、しっかりコミュニケーションがとれていたので


調子が悪い時には先生から効果的な声かけをしてもらえましたし、模試が悪かった時は個別に答案を見ていただいてアドバイスしてもらえました。


特に長男は入試1ヶ月前に学校で指を骨折、本命入試10日前にインフルエンザにかかるなど


直前期にトラブル続きで、大変お世話になりました滝汗

先生がいらっしゃらなかったら、メンタルの立て直しは難しかったと思います。


次男の時のはこちらに書いてます〜



SAPIXはドライな塾ですが

懐に入って行けば、面倒見よく対応してもらえます。


1月受験で

合格したけれど点数が悪かった時

取らなければいけない算数が予想以上に悪くて不安に思っていました。


塾に次男の忘れ物を届けに行った時

校舎長の先生がいらっしゃったのでチラッと話をしたところ

急遽、空き教室に案内されて面談していただきました。


12月に志望校の件で二度も面談してもらっていたので、今回は立ち話で済ませるつもりだったのですが、入試直前の不安な気持ちを何とかしなければと思って下さったのでしょう。


非常に有り難かったのを覚えています。




【最後に】


うるさい親 ❌


ではなく


積極的な親 ⭕️


を心がけましょう〜ニコニコ


(私、うるさいというか、面倒臭い親だなと思われてた気もしますが…キョロキョロ



モンスターになってはいけません!

塾との関係は良ければ良いほど、子供のプラスになります。


良い関係を築けない塾は見切りをつけて、他塾に移りましょう。


ガッツリ払った塾代

ぜひモトを取って下さいませ〜ウインク




この手法

長男の大学受験塾でも使いました。

(鉄緑は無理ですが)


英語をしっかり伸ばしてもらって、大学受験の武器になりました。