中国歴史ドラマ「孔子」始まってます!
<#1 尼丘山の誓い>
言わずと知れた論語の孔子の物語です。
すごい立派な大河ドラマです。
最後のロールスーパーは映画じゃないかっていうくらい充実してます。
そして、大河ドラマよろしく、初回はまだ孔子が出てきませんでした。
第1話で語られたのは、孔子の父と母の出会い、ですね。
これがものすごいドラマティックです。
夜は紀元前6世紀の春秋時代、戦乱の世の真っ只中です。
孔子の母、顔徴在(がんちょうざい)は浮浪児って感じで、ボサボサ頭に真っ黒な顔、鋭い目つきで最初男の子かと思ってたくらいです。
この顔徴在の母親が酒蔵をやっていて、顔徴在は子供のころから、酒を一口飲んだだけで、その材料や製造年度などをピタリと当ててしまうという超ハイレベルなソムリエみたいな子だったそうです。
そして顔徴在の母親が、乱暴されたことを苦に自殺を図るのですが、顔徴在はその敵打ちをして、死罪に処せられようとしていたところを、楚国の特使として斉の国を訪れていた熊伯に買い取られるわけです。
これだけでも九死に一生的な感じなのに、さらに、イロイロあって(割愛し過ぎですが)、自分を犠牲にしようとしていた熊伯を殺し、魯の将軍、孔叔梁(こうしゅくりょう)とともに逃げるわけですが、魯国の兵士の残党みたいな人たちに捕らえられ、やはり処刑されるっってところで、これまた九死に一生を得るわけですよ。
このくだりだけ見ても、孔子っていうのがどれだけ奇跡の人なのかっていうのが分かります。
まぁどこまで史実でどこからフィクションなのかっていうのはもはや分かりませんけど。
そして顔徴在と孔叔梁は固い絆の誓いを交わし、ともに生活するようになるわけです。
ところが孔叔梁っていうのは魯の将軍でありまして、まぁ見た目的にもいい年だし、要するに国には家族があるわけですよ、当然。
彼の話によると、9人の娘と一人の息子がいるらしく、息子は大変に体が弱いということで、身ごもった顔徴在に、この子が男の子だったら、自分の次男坊として名づけようといって、名前まで決めてから、自分を迎えに来た魯国の使者とともに戻るわけですね。
ものすごい圧縮しましたけど、第一話はそんな感じです。
印象としては、大河ドラマだなーっていうのと、なんかありがたいなーって感じですかね。
このドラマは偉人としての孔子ではなく、等身大の人間・孔子を描くっていうんで、ちょっと面白そうかなって思っています。
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