昨日友人夫婦が訪れた際、物忘れについて言及していた。
冷蔵庫に向かって立ったが、冷蔵庫の前に来ると何をしに来たんだっけ?
というようなことが度々あるという。
私より年下の人でもそうなんだと思うと寂しい限りだな。
今朝、前にお世話になった方々の家に電話してみた。
2人とも工藤さんという方である。
しかし、電話口には彼らの奥さんが出ただけで、本人との会話はできなかった。
もう3年になりますよとか、2年前に亡くなりましたとの返事。
一人は石探しの時に必ず寄って石に関する情報を得たり、地鶏の卵を頂いたりした方で、もう一人は美石愛好会の方で、色々な石を頂いた。
妻にかかる時間が長く、外部と接触することを避けていたのは事実だが、亡くなったとは思ってもいなかった。
ああ無情。
暫く新聞をやめていたので、亡くなった情報を得ることができなかったと謝罪。
時間を見つけて訪ねることにする。
そう言えば、結婚する数年前に気になる女性がいた。
英会話のクラスで知り合った人で、ドライブ、スケート、映画に行ったりと、彼女も私と会うのを心待ちにしていた。
ある吹雪の夜、英会話のクラスを休むことにした。
すると、彼女から電話が。
クラスに誰もいないので、○○さん、私と英会話の練習しましょうと。
お袋から”こんなひどい吹雪だからやめなさい”と言われたが、急いで車で出かけた。
教室に入ると頬を真っ赤にした彼女が毛糸の帽子を深く被り、ストーブの傍で座っていた。
背中まで長い髪を垂らし、大きな目でしばらく見つめられ、その後ニコッと微笑んだ。
はっと思うほど綺麗だった。
皆と一緒にいる時はとても活発な娘だったが、全く異なる振る舞いを見て動揺した。
日本語で話すより、お互い色々なことが言えるのが不思議だった。
胸の高まりを抑えながら1時間ほど話をした後、車を置いてタクシーで映画館へ。
あれれ脱線。
8月30日の新聞の死亡広告欄に私より5歳年下の彼女の名前があった。
8月26日に亡くなったというから、妻より2か月と1日遅れたわけか。
わが妻、良き先輩たち、友人、学友、彼女のような思い出の人たちが皆先に逝ってしまう。
うーん、やっぱり辛い。
だが、今日の食事を思い出そう。
ボケを防いで長生きするために。
糖分が少し多かったな。
気を付けよう。
今日の甘露煮(No.4・No5)

●朝
・オートミール(バナナ一本、ゆで卵、胡麻、鰹節、地中海ヨーグルト、蜂蜜入り)
・無花果の甘露煮1個

●昼
・ごはん(もち米入り)
・玉葱、ハツ、つる菜、豆腐、鰹節、胡麻、卵入りスープ
・オレンジジュースコップ半分
・干柿
●夜
・ごはん(もち米入り)
・焼きハツ半パック分(110円分)
・オクラ
・とろろ昆布汁(ネギ、鰹節、胡椒)
・オレンジジュースコップ半分
・バナナ一本(柔らかくなったので明日になれば捨てざるを得なかった)