テストの前の練習です
何時もより気合いが入っています
卒業式の頃になると、家族の方が袴の着付けを
挑戦しようとされますが、紐の結び方が不慣れな為
中々難しい着付けとなります
女袴は宮中での女官の姿でした
今では、卒業式には小学生から大学生まで
それぞれの好みで着用され、定番の一つと
なっています
事前に着物丈を短く着付けています
半巾帯を袴の台として結んでいきます
蝶々結びは小さめに低い位置で結びます
かさ張らない帯が適しています
衿合わせとヒダの中心を合わせて
半巾帯も少しのぞかせます
前紐を少し下がった所で、結んでいきます
後ろ、も背中心とヒダの中心をあわせます
後ろ紐を前紐と一緒にくぐらせ
乙女結びを致します
普通のリボンではなく、結び目を隠す
ように結びます
出来上がり
男袴(第一礼装)
黒羽二重五つ紋付、羽織袴
袴生地は仙台平のものを使います
男物は着物の形も違います
袖付けが大きく身八口もありません
腰紐の位置も腰骨の位置になりまあす
衿合わせもはだけやすくなります
S字クリップで衿を止めます
腰紐も下目、後ろでは衣紋ヒダをとって
ゆるみを取ります
袴の着付けの為です
手軽に裾上げな為、裾を紐に挟み込みます
角帯を3回巻いていきます
一文字結びに
袴の土台になります
これも、ひだの中心と衿合わせの中心を
合わせます
腰紐より下げていきます
腰板を帯の上に乗せ、ヒダの中心を
背中心に合わせます
縦十文字に結びます
着付けの時間も流れるように20分で
仕上げていきます
若い方が真剣に技術を磨かれるのは
中々いらっしゃいません
将来、活かして頂きたいですね
貴重な方の一人です
集中され、汗をかかれていました
当日は頑張って下さいね
お疲れ様でした