こども達のサッカー | ゴローとパパの蹴球日記 - 第2章 不合格と告げられた少年 -

ゴローとパパの蹴球日記 - 第2章 不合格と告げられた少年 -

サッカー少年育成記
プロサッカー選手を目指す息子ゴローと父の物語
夢を現実的なものとして日々積み重ねて行く。夢で終わらせない。

少年サッカーは、当たり前ですが、こども達のためのサッカーです。


必要以上に大人が介入していることはないでしょうか?

必要以上に大人が勝つことにこだわっていたりしないでしょうか?

こども達が大人の話を聞いていなかったりすることはないでしょうか?



GW中の連日のトレーニングマッチ。

その中の1日だけ私が指揮を取ることになったので、ハーフタイムのミーティング、試合間のミーティング、基本的に選手達自身でやってもらいました。詳しくは書きませんが、テーマ毎にリーダーを決めてその選手が前に出てみんなに話し、出てきた意見をまとめて次の試合で試し、振り返りする、そして新たな課題を出す。そのサイクルの繰り返し。


すると、いつもミーティングで関係ない方向を向いていたり、地面を弄っている子たちもしっかりと話を聞いていますし、普段は自分の意見をあまり言わない子も意見を言うようになります。また、試合中もベンチの子たちからコーチ以上の声かけが出るようになりました。


こども達にこども達自身でサッカーをやらせれば、必ず自分事として話を聞くようになりますし、自分達で考え、意見を言うようになります。


そして何よりもサッカーを自分自身でプレーするようになります。



コーチは彼らが自分達でサッカーをするために導いてあげればいい。コーチはティーチャー(教師、教える人)ではない。


※もちろんサッカーの基礎技術や原理原則を伝えることは必要です。


少年サッカーはこども達自身のものです。

こども達から彼らのサッカーを奪ってはいけないと考えます。