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tocchan日記

今日はタイトなスケジュールとなってしまいましたが、地元(旭川方面)に帰り
自然の力をもらってきました!
大きな木があり、ぼーっとしてました。
本当に落ち着ける場所だったな、その木は折れては違うところからまた生えてきて、また折れては違うところから生えてすごい形になった巨木。
感じたのは自分も行き詰っても、また違うところから伸びて、悩んでもしっかり上に伸びれるようにならないといけない! 自然はものすごい長い歳月をかけて成長しているし、自分の時間なんてほんの少しなんだと思う。 がんばろー!

さて、昨日の続き
ジュニアワールドが一つの起点となり、海外のワールドカップに出場できるようになった。
だけど、海外を回るにはかなりの費用がかかる。。。
どうしよう。。。
そんな時、中学生の時に何度か滑ったことがあった向川是吉さんと再会する。
この再会が、今後の僕人生を大きく変えてくれる出会いとなった。
再会した時は、東京で会社を作りスポーツ選手を応援したいと向川さんに声をかけてもらった。
二つ返事で東京へいきます!
就職していた会社を辞め、東京へと旅立った!
会社に所属する形になり、遠征費の心配もなくなった!
この出会いがあったから、海外のワールドカップを転戦できるようなりました。
本当に色々な人の助けがあり20歳になり、この年から海外のワールドカップ参戦がはじまりました。
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北海道もだいぶ冷えてきました。
10年弱この時期に北海道にいなかったので、例年より寒いのか暖かいのかはわからないですが笑
今週末から雪マークがつきだしました!
冬のシーズンがくるので嬉しいようで、自転車乗れないのが残念です!
なので昨日から室内でローラー開始しました!
来年のためにがんばろう!

さて世界ジュニアのお話です!
僕はこの世界ジュニアでスノーボード人生が変わりました。
大会に行くまではこのレースが海外で戦う最後だと思っていましたから。
この大会は色々な初めてのことがありました、まず大会日程が変更となりチケットを買いなおしても残りますか? だけど絶対大会が行われるという保証はありません。この言葉から始まりました。
もちろん世界ジュニアにでれる最後の年! 答えはイエス!
予選を上位で残り、決勝進出!
そして準決勝からもう記憶がないんです。
初めての体験で、今にして思えば選手として体験できたのはこれが最初で最後でした。
多分、無我の境地。
足、手は痙攣しコーチ曰く滑れる状態ではなかった。
僕は自分が出た大会はほとんどどんなコースだったか覚えていますが、この大会だけは全く覚えていないんです。
大会終わってからすぐに筋肉痛がきたのと、楽しかった記憶しかないんです。
結果としては準優勝。 
この成績で翌年から海外のワールドカップメンバーに選ばれるようになりました。
辞めようと思っていたけど、やめたくなくなったのです。

昨日はキャンプ、オンラインコーチングのお知らせでした!
また元に戻ります!

高校のお話の続きです!
高校2年生で編入しさらにスノーボード漬けの人生となり、この高校2年生で初めてナショナルチームに入ることになった年でもあります。
高校一年生から世界ジュニアにも出場させていただきました。
昔はナショナルチームじゃなくても出場できていたので、恵まれたなと思います。
ナショナルチームに入り、国内のワールドカップに出場させていただき、より世界の壁を本当に感じたのを今もしっかり覚えています。
本当に大きな壁だったと。
世界ジュニアとワールドカップの差は本当に大きかったな。
ただこのころから少しスノーボードが楽しくなくなったのも覚えています。
部活でスノーボードをすること、毎日同じことの繰り返し、アルペン以外やってはいけない環境。
でもスノーボードしかすることができない高校生活。
夏は土日以外はすべてフィジカルトレーニング、冬は火曜日から木曜日まで雪上トレーニング、金曜日移動し土日大会、月曜日オフといったサイクル。
高校出たらスノーボードを辞めようと思っていました。
高校3年でプロにもなり、少し気持ちが変わり卒業したらオリンピックを目指すのではなくプロで楽しくスノーボードをしようと決めていたので、卒業後は普通に就職をしました。
そして、早生まれだったこともあり19歳で最後の世界ジュニアに出場しにチェコへ行きました。
これが僕の人生を一転させた大会となりました。

続きはまた明日。
写真は6年前。 懐かしい。
さすがに10年前の写真はなかった笑
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