今日は私が21年、
指導に通っている小学校の
全校生徒によるミュージカルの
発表の日でした。
学校150周年もあり、
記念すべき一日でした。
それぞれの個性があり、
想いがあり、
やりたいやり方があり、
関わり方がある。
それを全部、
大きな船に乗せて、
みんなで漕いで本番にたどりつく。
その情熱をかきたてて、
本番を楽しむために日々の練習ができるよう、
舵取りをしてきた21年のつもりでした。
でも今日、
本番を迎え、
一人一人の子どもが笑顔でいるために、
いかにたくさんの
大人や仲間が周りにいるか、
私が教えてもらった日となりました。
ああ、一人で頑張ってる気持ちになって、
辛くなっている子にも、
こんなにたくさんのあたたかな眼差しが
注がれていたのか。
それはなんて幸せな発見でしょう。
先生たちや用務員さん、調理員さんも、
学年、クラスを超えて、
ずっと子ども一人一人の成長を見ていて、
保護者の方も我が子以外の子の
がんばりに感動して、
卒業生や転任した先生たちや
関わりを持ってくださる方々も
たくさんの愛情で学校に足を運んでいて、
地域の方々からも、
たくさんのご協力があって。
なにより子ども同士が、
互いを思いやり、
相手のありのままと
今のその子なりのがんばりを
大切にし合う姿に感動でした。
そして、
私もその輪の一人であることを、
みんなが伝えてくれて、
外部講師なのに、
外部講師だけど、
みんなの歴史の一部なことに、
嬉しくて嬉しくて、
涙があふれました。
私たち一人一人が生きていることに、
どれだけ多くの想いが
注がれていることでしょう。
周りを見れば気づけることも、
自分ばかりがシャカリキでは、
わからないことだらけですね。
私も一人一人を大切に見ていて、
たくさんのあふれる気持ちでいっぱいです。
そして、
私自身もこの学校で
共に生きている仲間であり、
たくさんの優しい眼差しに守られている。
ありがたいし、幸せです。
ありがとうございました。
次に学校にいけるのは来年度。
みんなに会いたい気持ちがいっぱい!
そこまでに
私もたくさんの学びと愛を深めて、
また会いに行くね。