先日、なばなの里で
イルミネーションを見てきました。
たくさんのLEDが光るピラミッドは、
次々と光り方が変わり、
たくさんの世界を見せてくれました。
プロジェクトマッピングのように
映像を当てるのではなく、
一球一球が違う色を放つことで、
全体の絵として見えるのが私は好きです。
このピラミッドを見て、
今年の『アラジン』には
砂漠の表現を
子どもたちにしてもらおうと、
即興を始めました。
大きな砂の布の中に、
子どもたちが入り、
砂の表現をします。
一人一人の動きが砂嵐を生み出していく!
生きた砂にしたいのです。
即興は最初から布に入るのではなく、
砂の布の中に入った
イメージをしながら動きを作り、
発表の時に初めて布に入ります。
みんなはああでもない、
こうでもないと言いながら、
楽しんで動きを作ります。
そして、
いよいよ布に入ると…
思った以上に暑かったり、
お互いの動きが見えなかったり、
布を蹴り飛ばすのが楽しかったり、
テンション高く笑い合う姿が
面白かったです。
いつもは他チームの発表には
興味がなく見ていなかった子も、
布の中と外の動きを楽しむこの発表は、
楽しそうに見ています。
子どもの頃、
布団の中で大暴れした思い出。
今の子たちにはあるのかな?
みんながエネルギーをたっぷり使って、
暴れることで表現が面白くなる。
また、
一人一人の動きが違うからこそ、
面白さが見えるこの砂嵐を、
今年は面白く使おうと思います。