一人一人が特別 | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。



もうすぐ、

私が指導のお手伝いをしている

小学校のミュージカルの本番です。


全校生徒60人未満の小規模校で、

子どもが学年を超えて

全員参加なだけでなく、

先生たちも用務員さんも給食さんも、

学校が一つになって進んでいきます。


ステキだな〜と思うのは、

学校全体で取り組むから、

学校に関わる全ての方々が、

子どもたちを見ていること。


今日のあの子は頑張っていたよ。


声が外まで聞こえていたね!


放課後に練習してたよ。


給食、ちょっとしか食べてないけど大丈夫?


いつも、朝、

元気におはようって言う子が、

今日は疲れてたけど、なにかあった?


あの子達すごく頑張ってるし、

衣装に華やかさを足そうよ!


職員室でもどこでも大人たちが、

子どもたちの様子を楽しそうに

話しているのは、

本当にステキです。


大きな学校だと、

担任の先生との間柄が最強で、

他の先生とのつながりは薄めです。


担任の先生といまくいかないと、

一年間が辛い日々です。


担任の先生だって人間だし、

教育方針もさまざまで、

その子に合う場合もあれば、

合わないこともありますよね。


そんな時、他の先生が

分かってくれるなら、

それはあたたかな救いになります。


先生も、

自分一人で児童達を見なきゃと、

必要以上にプレッシャーを感じず、

合う先生に頼んだり、

様子を聞いたりしやすくなるでしょう。


子ども一人一人は、

特別な存在です。


その一人一人を、

大人も一人一人として、

成長をみていく。


一人の人間が

クラスの全員を

全てなんとかしようとせず、

たくさんのあたたかさの中で育む。


自分の良さに気づいてくれる大人が、

自分の成長を見つけてくれる誰かが、

一人じゃない。


たくさんの大人に、

あたためられ、励まされ、

勇気をもらい、話をし、

共に時間を過ごす。


この学校には、

そんな良さがたくさん

あふれています。


私も子どもの良さに気づいて、

あたためる一人でありたいです。


本番はもうすぐ!


みんな、体調を崩さず、

元気でありますように。