待っていてくれるって、嬉しいなぁ | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。



私には、

毎年、ミュージカルを指導しに通う

小学校があります。


全校生徒でミュージカルが

できるくらいの生徒数の小規模校です。


毎年、3〜10回くらいの回数でいき、

(年によって回数は違います)

ミュージカルを仕上げます。


もう、21年目。


だから、

この学校の子たちの生活には、

ミュージカルがあるもの、にもなっていて、

一年生は周りからその話を聞いて、

楽しみにしてくれています。


学校に行く前から、

メールなどで先生たちと日程の話や

内容の打ち合わせをしていますが、

先生たちも

「楽しみ」と、伝えてくれます。  


学校に一足踏み入れると、

あちらこちらから

子どもたちにも先生たちにも、

「わー!久しぶり!!」と、

声をかけてもらえます。


下駄箱には、私用に

歓迎メッセージと

紙で作った花がついていました。


授業が始まれば、

待ってました!とばかりに、

子どもたちはいきいきとしゃべり、

蒸し蒸し暑くても

大汗をかきながら、

表現をしてくれます。


内容を知らない転入生や一年生も、

周りの圧倒的な楽しそうな空気に、

だんだんワクワクしてくれています。


表現するとは、

自分を人前でさらす

かなり危険な行為でもあります。


学校は子どもにとって社会ですから、

失敗すると辛い生活になりかねません。


だからこそ、

安心で安全な空間を保証できる

あたたかな笑いにあふれた場を育てつつ、

素直に互いの良さを見つけて

活かし合える表現活動を目指し、

毎回を大切に積み上げてきました。


それがいまや、

私が行くと

すでにその空気は用意されていて、

さらに表現を掘り下げられる

時間になりつつある!


活動を続けてきたからこそ、

時間が歴史となって

変わらずそこに現れる!


嬉しいなぁ!


そして、

今年も優しくてパワフルであたたかな

子どもたちや先生方と、

ミュージカルを作れるのが、

心底楽しみです。