とぶくじらの子どもミュージカルは、
「奇跡のミュージカル」と言われます。
練習では楽しくふざけ、
まとまらず、
こんなので大丈夫？という状態なのが、
本番になって急に
みんながまとまって活き活きし始め、
素晴らしい演技力を
発揮してくれるからです。
そして、
感動の本番となります。
なぜ、奇跡は起きるのか。
それは、
普段の練習にあります。
子どもたちは、
とぶくじらに来ると、
安心して自分を出しています。
ここでは、
自分を認めてくれる人がいる。
私である場合もありますが、
どちらかと言えば、
周りを受け止め、
安全を守ってくれているのは、
周りの子どもたちです。
自分が小さい時から
認めてもらっているから、
大きくなって
周りを認められる。
その優しさと愛情で、
子どもたちはみんなを見ています。
普段の練習を見ながら、
セリフが抜けるのはどこか、
誰が出遅れるか、
本番前に勇気を必要とするのは誰か、
出番の後に
声をかけてほしいタイプはどの子か、
それぞれがそれぞれに感じています。
だから、
誰をどうやって助ければいいか、
互いに理解し合っているのです。
本番中に互いに声をかけ合い、
うまくできたらgoodサイン！
抜けたセリフを
埋める準備をしている子がいて、
それに合わせてくれる仲間がいます。
第三公演では、
間違えやすい踊りに
フォローするために出たはずが、
うっかり私が間違えてしまったら、
なんと私に合わせて
1人のセンターにいた子が、
笑顔で周りに合わせるような空気を出し、
それに周りも合わせて、
全員が間違えた踊りを
正しい踊りにしてくれました。
すごいなぁ！
すべては準備していたから。
たっぷりと楽しくて
安心した時間を過ごしたからこそ、
奇跡を起こせる！
来年度はどんな奇跡が起きるかな？
飛べ、心のままに！
来年度募集は、
3月26日10:00〜
メールにてスタートです！