人を見る練習 | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。



今年、

とぶくじらのミュージカルは、

お祭りから始まります。


浴衣を着た子どもたちが、

ステージで盆踊りを踊るのです。


それぞれ自前の浴衣は、

それは華やかでステキです。


こないだから子どもに

指導しているのは、

近くに同じ色が固まらないようにして、と、

いうこと。


とぶくじらの子どもミュージカルは、

ほとんど立ち位置を決めません。


それぞれの子に

自分の立ちたい場所があり、

心地よい場所で表現すれば、

なにより安心して舞台に立てます。


だけど、

周りを見て、

人が集まりすぎないように、

衣装の色や役が固まりすぎないように、

それぞれが考えることで、

舞台の上はより華やかになります。


みんな違ってみんないい、

と、

言葉で教えずとも、

みんなの衣装を見て、

考える習慣がつけば、

人が見えてきます。


私は学校などに指導に行くにも、

体操服を着ないようお願いします。


それぞれの服を見ると

個性が見えます。


レースが好き、

派手な柄物が好き、

ピシッと着るのが好き、

ゆるっとした服が好き、

シャツが出てる子、

ジャージが好きな子、

手を袖の中に入れている子…


そういうところにも、

個性が見えます。


どれがいいとか

悪いとかでみるのではなく、

どんな性格かとして

見ていくのです。


人を見る、

人を知る、

他を認めるには、

まず、

自分を全体の中で見ること。


立ち位置を決めないからこそできる、

人を見る練習。


本番には

美しい浴衣の花が咲くでしょう!