未来を面白くしたい子どもたち | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。



先日、無事に毎年

指導に行っている

小学校の本番が終わりました。


脚本の段階では

40分かからないくらいだったのに、

実際にやってみたら一時間の大作に!


それは、内容が間延びしたとかではなく、

子どもたちがそれぞれに

たくさんギャグを入れたからです。


さすが関西!

だけではありません。


昨年までコロナ禍で

本番ができるかできないかで

ハラハラしていた子どもたちとは

打って変わって、

子どもたちが面白いことをしたいんだと、

今を、そして未来を、

楽しくしたいと、

心から願っているからだと思えました。


イキイキとアドリブに磨きをかける六年生に

憧れの眼差しを向けて、

他の学年の子たちも、

面白くしようとして成長する子たち。


それは、

けして今の子たちだけの力じゃなく、

今までの子どもたちが、

学校でのミュージカルを

楽しみ続けてくれたからこその成長でした。


なんだか嬉しくて、

今まで続けられてよかったなぁと、

感動しました。


その小学校では、

子どもだけじゃなく、

親父の会はサイエンスショーをして、

お母様たちはハンドダンスをします。


私もハンドダンスに声をかけていただき、

一緒に発表させていただいたのですが…

踊りの練習をしていたら、

一年生の男の子がやってきて、

私に踊りのコツをたくさん教えてくれました。


私はおかげでうまく覚えられて、

本番、うまくいきました。


そして、

その男の子は私に踊りを教えたことで、

自身がついて、

今までで一番胸張って演技していました。


ずっと、悪役の手下役をしてきた六年生、

昨年は初の悪役ボスをやり、

今年はトリオでした。


自分の演技も素晴らしかったけど、

感動的だったのは、

ボスを支える演技をするうちに、

主役を盛り上げる脇役の演技に対し、

素晴らしい演出力と指導力をつけていました。


他のチームの演技指導も手伝ってくれて、

頼もしい存在になっていました。


途中で転校してきて

仲間になった六年生も、

この学校を大好きになって、

思いっきり本番を楽しんでいました。


演出をちょっと増やして、

運動会でやったソーラン節まで

踊っちゃいました!


面白いことをするには、

ちょっと恥ずかしい気持ちがある子も、

途中から面白がって、

真面目に面白い場面を作りました。


だから、そんな子には、

音や照明、衣装で、真面目に応援します。


本番ではしっかり受けていましたよ♪


一年生の時はのんびり屋さんや、

マイペースだった六年生の女の子も、

ソロを歌ってキラキラ輝いていました。


手をポケットに入れちゃう子には、

手を広げる踊りを。


気持ちが開けば、

掌も開かれます。


本番では、ほぼ

ポケットに手を入れずにできました。


みんなすごく楽しそうで、

練習も本番も、

ずっとワクワクしていました。


いい時間だなぁ〜


表現って、

人前に自分をさらすこと。


恥ずかしいし、

間違えたり、周りの空気が冷たいと、

傷ついてしまうこともあります。


だからこそ、

みんながワクワクできるような

表現を作っていくことを

大事にしてきました。


でも、今回は、

みんなが自分たちで

楽しくて笑いが止まらない場を

作ってくれました。


最高の一日。

最高のミュージカルでした!