成長したくじらっ子 | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。



夏休みになりました。


写真はだいぶ前にとったもの。


私は今、

とぶくじらの配役決めに向かって、

毎日、脚本第一稿を書き進めています。


子どもからもらった様々なアイディアを

作品に満載にいれているから、

なかなか苦戦していますが、

これでこそ「とぶくじら」。


子どものアイディアで

役のキャラクター設定や

物語の展開を決め、

それに即して配役を決定して、

さらにその子の個性を足して、

さらに脚本を書き直します。


そして、練習しながら

さらにアレンジして、

スタッフ台本として最終的に書き直す。


これはなかなか手間ですが、

子どもの個性を活かす

私なりのやり方で、

実はこれが楽しくって

ミュージカルをやっています。


自分の思いや考え、

さらには個性が発揮できる楽しさを、

子ども時代のどこかで経験していると、

成長する過程で、

自分の好きなことを大切に、

素直に伸ばしていけると、

私は思います。



今日は、昔、

とぶくじらにいた子が

引越し先の東京から

名古屋に遊びに来てるから、

会いたいと言ってくれました。


その子のお母様と、

その子と仲良くしている

もう1人の過去のくじらっ子と、

4人でランチして来ました。


高校生になって、

すっかり成長していた二人。


東京にいった子は、

子どもの時から変わらない

笑顔のかわいさと

気遣いできる優しさに磨きをかけ、

本来持っていた意志の強さと、

努力家で責任感の強いところを、

しっかり発揮して、

学生生活を満喫していると

話してくれました。


もう一人は、

小さい時から人とは違う感性を持ち、 

自分なりの思いやイメージがある

センスのある子でしたが、

それはさらに豊かに膨らませた

進路を選んでいました。


そもそも二人は、

一緒の公演だったことはなく、

たまたま引っ越し先の学校で出会い、

話しているうちに

互いが「とぶくじらっ子」だったと知り、

以来、仲良くなったそうです。


とぶくじらの縁で、

今も友だち関係が続いていて、

私を思い出してくれて、

会いに来てくれて、

成長した二人に会えた!


それをお母様も後押ししてくれる。


しかも、二人がすごく素直に

本来の良さを豊かに育んで成長していて、

進路を考えているのを聞いて…


何もかもに、

とっても感動でした。


東京に引っ越した彼女は、

コロナがまだ何かわからず、

やむを得ず公演を中止した

『西遊記』が最後だった女の子。


来年度は『西遊記』の

リベンジ公演をするつもりだと話したら、

「なんでもいいから関わりたい❗️」と、

目を輝かせてくれました。


嬉しいなぁ!


なんとしても、

関わってもらえる形、

考えますよー!


成長した子に会えるのは、

本当に嬉しいことですし、

その子たちが、

それぞれに素直さと自分の良さを

信じて成長している姿を

こうして見せてもらえるのは、

喜び以外のなにものでもないです。


二人と、

その場を作ってくださったお母様に

感謝があふれます。


さあ、ふんどし締め直して、

さらに気合いをいれて、

まずは『うらしま太郎』、

がんばります!